世の中に存在する仮想通貨はどれくらいの種類があるのか?
それは600種類以上とも、1000種類以上とも言われている。
ビットコインは別格として、それ以外のアルトコインでもよく名前を聞くものは、上位のごく一部ということである。全てを保有している人はさすがに居ないだろうが、いわゆる詐欺コインは問題外としても、廃れていくコインもザラにあるということだ。
これだけ種類のある仮想通貨。
その中でどの通貨を保有すべきか、というのは永遠の課題である。
というわけで今回の記事はあくまで「気がする」という観点で、主観だけで書いている。根拠の全くない数字遊びなので、軽い気持ちで読んでもらえれば幸いである。
10位以内を目安に
全ての通貨について把握することは不可能なので、一番手っ取り早く厳選するには「時価総額ランキングの上位通貨を保有する」ことだ。
時価総額のランキングは日々変動するが、今記事を書いているタイミングではこうなっている。
※こちらのページより引用
1位のビットコインは不動であり、仮想通貨投資をするならまあ最初に買う通貨だろう。それ以降についてもよく聞く通貨が並んでいる。
上位にランクインしているということは、ある程度流通しておりそれだけでも安心感がある。少なくても急に無くなったり、ゼロ円になったりはしないだろう。
あとは、自身がアカウントを持っている取引所で扱っているかどうか。または欲しい通貨を扱っている取引所のアカウントを開設することで保有していく。
価値が低い方が、乱高下が激しいはず
ここからが本題。
あくまで「私はこう考えている」というものだが、参考まで。
この表をご覧頂きたい。
主要な通貨を30万円分購入した場合の額をまとめてみた。
①→1単位あたりの円換算額
②→この金額時に、30万円で購入できる量
③→価格が10%アップした時の円換算額
④→①から③に上がるのに、何円上がったか
となっている。
10%上がるのだから、投資額30万円が33万円になるという意味では全通貨共通である。
そして、④を見てほしい。
10%上昇するにはこれだけ上がればよいということだが、当然のことだが1単位あたりの金額が高いビットコインと、金額が低いNEMだと雲泥の差がある。
これを見て、どちらが「早く」上がりそうに思うか?
通貨ごとの特徴などを踏まえず、早く上がりそう(上がりやすそう)なのは、これで見るとNEMだろう。2.6円から2.9円にであれば、グイッと行きそうな気がする。
※あくまで「気がする」だが
これが「1年後にどちらが上がっているか?」という考え方だと通貨の特徴などにより左右されるが、早く上がりそうな気がするのは「安い通貨」であると思える。
安い通貨をたくさん持つ
30万円であれば、ビットコインは2.3BTCしか持てない。イーサリアムも値上がりし 結構な額になってきたので56ETHしか持てない。
これがNEMやリップルとなると、10万前後を保有することができる。数か月前(1円未満)に比べると上がったが、それでもこの程度の金額なので、単純に考えても1円上がるだけで10万円の利益である。
安い通貨を持つのが投資として正しいかどうかはさておき、「仮想通貨で大儲けしたい!」と夢見る人が今から何を買うべきかを考えると、ビットコインではなく安めの通貨の方が、上がりシロは大きいかもしれない。
(もちろん同様に、下がる幅も大きいが)
「ビットコインがそのうち100万円になる」という夢のような話もあるが、100万円というインパクトは大きいけど「7倍」である。そうであれば同じ7倍でも、Rippleが30円になる方が早そうな気がする。
先日、リップルは一晩で約3倍になった。これは今のビットコインではなかなかあり得ない。
以上、あくまで数字遊びであり「安い通貨の方が儲かる」という趣旨では全くない。
仮想通貨投資の考え方の一つとして捉えてもらえれば幸いである。
くれぐれもこれだけを参考に購入しないように!(笑)