ZOZOTOWNの田端氏と、藤田孝典氏のバトル!
興味深くて久々に、Twitterの論戦を追ってしまいました。
流れはこの記事にまとまっています。
→【ZOZO田端VS藤田孝典】富裕層から多く税金を取ったら貧乏人にお金が回ってくるの?
いろんな人が参戦しているようですが、前澤氏の話と全体の話を混ぜているBLOGOSの記事、大丈夫?という印象です。
世の中全体のことは知らんけど、前澤さんに関しては分離課税じゃないことは明白でしょう。制度をキチンと知っていれば、それは容易に推測できるのに、それを認識して記事書いたとは思えないので「無知ですね」と申したまでです。 https://t.co/faDvq8OjMP
— 田端@田端大学塾長である! (@tabbata) 2018年10月11日
上場企業の株3%以上持ってると配当は総合課税
このルールを知らなかった人が、それを指摘されて視点をすり替えたような印象です。
前澤さんの配当所得が総合課税で税率がほぼ55%なことは明白なのに、事前に知らない制度の詳細をカウンターで指摘されたら、個人の話を全体にすり替えてフェイクニュースをさらに拡散する連中、みーっけ! https://t.co/jhgoiIBwGx
— 田端@田端大学塾長である! (@tabbata) 2018年10月11日
けどこのルール、知らなかった人も多いでしょう。
私は知りませんでした!
しかし、前澤氏の規模で総合課税って恐ろしい…
仮想通貨トレードで、半分が税金に消えた私
総合課税の場合、金額が上がるにつれて税率が上がる累進課税が適用されます。
個人的にはこれ自体が納得いかないんですよね。
所得税の税率はこの通り。
(国税庁HPより引用)
私はサラリーマンなので、まあ年収●百万円。
それに加え、WEBの副収入が月●十万程度だから、年間だと●百万円程度。
しかし、2017年に仮想通貨で●千万円の利益が出ちゃったわけです。
なので上の表で言うと、税率40%!
今まで23%とかだったので、税率が倍になりました。
しかも!
これはあくまで所得税であり、これに住民税10%が加算される。
合わせて50%ですよ!
半分が税金。
すごくないですか?
しかも私の場合、仮想通貨の売却益です。
●千万円の儲けのうち、半分を税金で持っていかれたら誰でも怒りますよ!
しかも、たくさん税金を納めたからと言って、市役所に行ったら順番に並ばされるし、もちろん選挙権は一票のまま(笑)特に優遇されるわけでは全くありません。
言い方は悪いですが、
これって貧乏人の方が得なんじゃないの?
と、心から思いました。
一方、株式については分離課税。
一律20%ですよね。
リスク資産なのでこれも当然な気がしますし、早く仮想通貨もここに入れて欲しいですね。
この辺りのことを考えると、前澤氏の規模で総合課税って恐ろしい…
2016年度77億円、2017年度34億円、2018年度70億円(予定)。個人での国内における所得税や住民税などの納税額です。買い物もするけど、税金もしっかり納めております。これからももっと稼いでいっぱい買い物して、いっぱい納税します!
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年10月4日
こう言えるってすごい。
私がこの立場なら、税率の低い国へ移住しますね。
低所得の人を優遇するのもいいですが、あまりにもお金持ちからばかり税金を取ろうとすると、見切りをつけて海外に逃げられちゃうのではないでしょうか…。貧困問題に取り組むのに、貧困者ばかりに寄り添うのは違うんじゃないかなー、と、無責任にも思ってしまいました。