リアルビジネスにおいて、FC2のサービスを使うのはどうなのか?
例えばFC2が運営するショッピングカートのサービス。
ここを見るといろんな事例が記載されています。ちゃんとした会社と思われるものもありますね…
→FC2ショッピングカート 利用事例
また、ビジネス関連の情報を発信するのにFC2ブログを使っているのを見かけることがあります。
企業というより、零細企業や個人事業が多いようなイメージですね。例えば学習塾とか。
言っちゃ悪いですが、WEBの知識がきちんとある人であれば、普通のビジネスにおいてFC2サービスを使うことは考えにくいです。
「FC2」と聞いて何を思い浮かべますか?
男性諸君であれば、FC2動画を思い浮かべる人が多いでしょう。
まさに、ネット上の無法地帯です。
そんなFC2動画と共に、わいせつ動画配信で逮捕されるというニュースが時々聞こえてくるのがFC2ライブというライブ配信サービスです。
(参考)
→FC2で“自撮り”わいせつ動画公開…20~30代男女4人逮捕 京都府警
そして何よりFC2ブログ。
アダルトコンテンツを扱うことができる無料ブログはここだけなので、独自ドメイン以外でアダルトブログと言えばFC2ブログと言えるレベルで普及しています。
要するにFC2自体、そういうサイトなわけです。
FC2という会社は、創業者は日本人ですがラスベガスに本社を置く米国企業。なのでアメリカの法律が適用され、無修正とか関係なしに取り扱っています。大阪にあるホームページサービス社が実質運営しているのではないか?ということにもなっていましたが、結局運営の実態は掴めぬまま。
なので、WEBにある程度馴染みのある人からすると、FC2という時点でちょっと引っかかるわけです。例えばDMMのようなアダルトイメージとはまた違って、「これ、いいの?」っていういかがわしい感じというか。
おそらく、運営のほとんどがブラックボックスになっている部分が大きな理由でしょう。
BtoBビジネスでFC2ブログを使うのは致命的
いや、別にいいんですよ。
私も以前はFC2アフィリエイトなどから報酬をもらっていたこともありますし、アダルトアフィリエイトも全うなビジネスだと思っています。
ただ、FC2サービスの中でもFC2動画やFC2ライブ、FC2コンテンツマーケットなんかは個人が楽しむものなので気にしなくてもいいですが、リアルで行なっている非アダルトなビジネスにおいて使われがちなのがFC2ブログ。
これは気をつけたほうがいいです。
特にBtoBの会社は要注意。
「ちゃんとした企業を相手にする会社」は、間違いなくFC2ブログを使うべきではありません。これは相手から不信感を持たれるという点以外にもあります。
大手企業であれば、社内ネットワークからのアクセスに関してはドメイン単位でブロックをかけています。要するに、特定のドメインを社員がアクセスできないようにしているのです。
アダルトや反社会的、いかがわしいものが多いとされるFC2のドメインはもちろん、会社が嫌うのは2ちゃんねる系、DMMなどのアダルト系でしょう。 ちなみに厳しいところはアメブロなんかもアクセスできないようにしているらしいです。
要するに、いくら情報を発信していても、その媒体がFC2ブログであったということでアクセスできないということです。この機会損失って大きいですよね。
(大きい会社ほど、社内規定がしっかりしているので制限をかけがち。そしてFC2のドメインは禁止されがち)
FC2が悪いのではなく、使い分けが重要という話
何度も言いますが、FC2自体の問題ではなく、他人から見てどう思われるか?について、考えたほうがいいですよ、ということです。FC2ブログを使っている個人事業主は間違いなく「WEBリテラシーが足りない」と判断されてしまうので要注意です。