まさにチャイナショック!!
ビットコイン相場が大荒れの、2017年9月中旬。
もちろん長期的な目で見れば大したこと無いのかもしれないけど、ビットコインの歴史において大きな出来事だと思うので、いつか「こんなこともあったなー」と思い出せるように、この記事に記録しておく。
ビットコインのネガティブ情報
まずはこちらの、JPモルガンの発言。
JPモルガンのトレーダーが暗号通貨を取引しているとしたら「即刻解雇する。その理由は二つで、第一に就業規則違反、第二に間抜けで、いずれも危険だからだ」と同社CEOは断言 https://t.co/6Q0b0LUZKb
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2017年9月13日
「なぜ聞かれてもないのにわざわざ発言するのか?」等、批判も多かったこの発言だが、影響力の大きな人の発言。
そして何より、チャイナショック!
ビットコインの中国大手取引所 今月末で取り引き停止へ #nhk_news https://t.co/oAkJ2uMCzI
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月14日
中国は先日「ICOは禁止!」となったが、ますますこうして締め付けを強めて行くようだ。
中国といえばビットコインのマイニング工場が有名だが、マイニングについても規制がはいるのか?(これは不明)。
※個人的には、ビットコインのリスクは「中国に偏っている」点なので、それが緩和されるんじゃない?という意味で長期的にはマイナスじゃないと思ったけど…。
しかもGMOやDMMがマイニングをはじめるということだったのでなおさら。
これらのネガティブ情報を受けて、ビットコインは急落。そしてその他の通貨も軒並み暴落。
こちらは私の仮想通貨資産推移(9月14日のもの)
この時点では「これ以上下がるのかなぁ」とドキドキしながら見ていた。
こういったタイミングでも淡々と買い増ししている人も居るけど、ホントに凄いと思う。
翌日の価格の戻り方
15日(土曜)に目をさまし、恐る恐るチャートを見ると、下げ止まって反発していたところだ。そしてこの日は他の通貨も軒並み上昇。
悪い材料が出尽くしたのかな、と思っていろいろ見ていると、何とも言えない情報が。
JPモルガン氏はこれだけビットコインは詐欺だなんだっていっておいて自分も今回の暴落の底で買ってるなんて、インチキ野郎にも程があるよね pic.twitter.com/bMGvOHNQdz
— おいぽ (@oip1205) 2017年9月16日
株式市場のように整備されていないビットコイン相場ではこんなことも日常茶飯事なんだろう。インサイダーやら何やらやりたい放題。これ、結局モルガンにカモにされて大損した人が気の毒だ…。
急激な下げが怖くて損切りした人も多いだろうに。
そして15日夜時点での保有通貨推移はこちら。
この画像の推移だけを見ると、底値だったときに買い増しすれば儲かったのに!と思いがち。
しかしこれは当然結果論であり、下降中の段階でそんなことを思えるほど肝が据わっていない。
ちなみに、この一連の流れについて非常に詳しくわかりやすくまとめられている記事がこちら。
【2017年9月】玲奈の仮想通貨資産を公開しちゃいます!!中国の仮想通貨規制も総まとめ!
仮想通貨保有における戦略
相変わらず上がり下がりが激しい仮想通貨。
今回の「中国でのビットコイン取引所停止」はテレビでも流れていた。
今まで何度かビットコインの下落・暴落を経験したが、BTCが基軸通貨である以上、BTCがダメになったらアルトコインも引っ張られて下落していく・・・というより、BTCの悪材料による下げなのに、BTC以上に下落するのがアルトコイン、というパターンが多い。
なので、今回下落中に敢えてトレード。
BTCの比率を増やした。
BTC,ETH,XEMそしてXRP。
一時期いろいろ手を広げていったが、最終的にこの4つに集約されてしまった。そして約半分がBTC。
仮想通貨の税金面が最終的にどうなるか見えない面もあるが、間違いなく言えるのは「トレードしていなければ税制はシンプル」ということ。なので来年以降はトレードを最小限にするために、長期保有したい通貨に絞っていく流れになると思う。
ICOについては基本的に参加しない方針で、また原資の追加も考えていない。
年末までに保有比率を調整した上で、来年はトレードほぼゼロで放置しつつ高みの見物、というのが理想だなー。