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私はサラリーマンという立場だが、改めて思う。
サラリーマンしながら副収入があるのが一番良い、と!
こういうことを言うと専業で頑張っている人に文句を言われそうだけど、特にサラリーマンに伝えたいのでこの記事にまとめる。
一応断っておくと、仕事は適当でいい、という意味ではない。サラリーマンという立場に縛られてしがみついた「思考停止」からの脱却という趣旨である。
サラリーマンの昇給
この記事を書こうと思ったキッカケは、この記事を目にしたから。サラリーマンの昇給に関する、リクナビNEXTの特集より。
【昇給額の相場その1】中小企業
中小企業の昇給率は、一般的に「1.45%」程度が相場であるとされています。25万円の給与を受け取っている方の場合、具体的な昇給額は3,500円前後となるケースが多くなっています。
(中略)
【昇給額の相場その2】大企業
経団連(日本経済団体連合会)が実施した2015年の調査によると、大企業の昇給率は「2.59%」とされています。中小企業よりも約2倍昇給率が高く、25万円の給与を受け取っている場合、具体的な昇給額は6,500円前後となります。
ここでは、圧倒的に多いであろう中小企業で考える。
頑張って夜遅くまで働いても、一年後に増える月給は3,500円だけ。
もちろん「平均」なので、これより多い人もいるだろうし、どれだけ頑張っても全く変わらない人もいれば逆に下がる人も居る。
この要因が自身にあるのか会社にあるのかは関係ない。「これが平均的サラリーマンの現状」ということ。
頑張っても程々でも給料はあまり変わらない
この昇給額を見て、改めて絶望した人も居るだろう。しかし、逆の見方をすると「毎年月給が3500円程度ずつアップしながら貰い続けられる」とも言える。
サラリーマン=安定している、という考えはもはや通用しないのは周知の事実だけど、まあ働いているうちは固定給は得られると言える。
頑張ってもホドホドでも、あんまり給料変わらない…。なぜなら、雇用の構造上、サラリーマンは「時間」を会社に提供することで給料をもらうのだから。
そう考えると、夜遅くまで残業して頑張って給料もそんなに変わらないよりも、定時内は本業を頑張ってその後の時間で自分のビジネスを立ち上げた方がよくない?
副業サラリーマンが良い理由
私はサラリーマンを続けている理由はこの2つ。
「とりあえずの安定・リスク回避」
きちんと仕事をすることで固定のお金はもらえる。もちろん定年まで安泰なんて思ってないけど、当面は安定している。
「周りから見た安心感」
私は田舎者なので(笑)何だかんだでサラリーマンというのが印象が良い。子供もいるし…。
こんな感じ。
もし独身であればサラリーマンを辞めているかもしれないけど、背負うものがあるのでサラリーマンを続ける傍らで副収入を得ている状況。
サラリーマンとしての収入は100%妻に渡しているので家族としても文句や不安は無いし、お小遣いも貰っていないのでむしろいい旦那だと自負している!(笑)
このようにサラリーマンとして生活費を賄った上での副収入なので、あくまで余剰金として投資などのリスクを取ることもできる。
一応これが私の「副業サラリーマン」としての仕組み。今のところ理想的な形だと思っている。
まあこれはサラリーマンとしてきちんと働いて雇用が続き、ある程度副収入がある状態だからこそでしかない。
私の目標としては、サラリーマンはそのまま継続しつつ副収入を上げていき、50歳でセミリタイヤすることだ。なので副収入からの投資で資産を増やしていくために、日々勉強中である。
ここまで読むとわかると思うけど、サラリーマンと言いつつも無駄な残業をしている暇はないのだ!
財力や才能は人それぞれだけど、時間だけは全ての人に平等に与えられるもの。
だからこそ惰性でダラダラ残業なんかするのではなく、自分のために有効に使うべき、だと思う。