GACKT(ガクト)が仮想通貨ビジネスに参入!
なかなか香ばしいニュースが飛び込んできた!!
GACKTが仮想通貨事業に参加「10年後、紙幣もなくなる世の中が必ず訪れる」 https://t.co/5rxYXc9VxB -スマダン pic.twitter.com/88n51fpdQa
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) 2017年12月26日
このニュース、Twitterのタイムラインで知ったのだが、案の定いろんな意見が飛び交っている。
そりゃまあ当然といえば当然。
ICOというシステムと詐欺的な匂いというのは表裏一体であり、そこにGACKTである。
もちろん、今回の「SPINDLE」がどうなるのかはわからないし、GACKT氏が壮大なビジョンを掲げてICOを実施し、それにより世の中を変えてくれるのであればいいと思う!!
GACKTのICOプロジェクトの反応
この件、やはり予想通り、タイムラインに流れてくる意見の大半が、懐疑的なもの。
まあ、そりゃそうだわな・・・
GACKTのICOについて、チームのコアメンバーを構成するブリオンジャパンおよび全面バックアップする「BLACKSTAR&CO」などを調べると
金融庁から昨年、「登録取消」の厳しい処分を受けた会社や人物との接点を感じるような、感じないような……気のせいですかね pic.twitter.com/hDVPe5zc4d
— 高城泰 (@takagifx) 2017年12月27日
これは・・・ん〜。
Gackt案件 $SPD のホワイトペーパー
小難しい用語と痛いワードで厨二感を演出
要約すると匿名で実態のないヘッジファンドに投機させてファウンダーみんなでウマウマしようってことかな?知らんけど
ERC-20なんだけど #etherdelta に似たコンセプトの糞通貨腐るほどあるよ!https://t.co/FOGka1IRks— $lqfc (@liquidfunc) 2017年12月28日
GACKT氏が推しているICOプロジェクトのSpindleのホワイトペーパー読んだ。サービスについて何も書かれていなくてスキャム200パーセント決定。 https://t.co/rMRwMTditi
— ネオおじさん. NEO Old Man (@neoojisan) 2017年12月29日
こんな感じで、散々な叩かれ具合だ。
ちなみにGACKT氏は、今まで名前を出すことなくビジネスをしてきたが、初めて名前を出したそうだ。
今のところ、名前を出すことにより大きな話題になっているのは間違いないが、この反応もある程度は覚悟していたはず。
2016年の巨額詐欺報道
このICOのニュースを見た瞬間に、これを思い出した人は多いだろう。
昨年、2016年に一部で話題となった「投資詐欺に引っかかった」というニュース。
芸能人の投資詐欺被害 GACKTが証人として出廷する可能性も
架空の投資話を持ちかけ、詐欺の疑いで投資顧問会社取締役が逮捕された事件で、ミュージシャンのGACKTと布袋寅泰、女優の江角マキコが被害に遭っていたことを、「週刊新潮」(新潮社/9月22日号)が報じている。
(中略)
同誌の取材に対し、GACKTと布袋の事務所は出資の事実と出資金が回収できていないことを認め、江角の事務所は親しい知人の誘いで投資したことを認めたが、3人の中で飛び抜けた被害額と思われるのがGACKTだ。出資前の昨年7月には、土地と建物で資産価値が3.5億円はくだらないと思われる都内の一等地にある自宅を、知人である有名企業グループの社長に売却。親族が代表を務める会社が資産運用目的で投資したが、今後の展開では松井容疑者が起訴された場合、公判への出廷もあり得そうだという。
「もともとGACKTは、さまざまなビジネスに手を出したが、どれもうまくはいかなかった。そんなとき、松井容疑者がおいしい投資話を持ってきたので飛び付いてしまったようだ。
んー、GACKTと布袋と江角マキコ!
布袋さん、何してるの…
他にも(本人は否定したけど)義援金に関する疑惑や愛人騒動など、話題が尽きない。派手なプライベートを公開しているから「何でそんなにお金があるのか?」という懐疑的な目も向けられ、だからこそ余計にそういう話題が出てくるのかもしれない。
見えてこない「音楽活動」
ちなみにGACKTというと、個人的にはこの印象しかない。
MALICE MIZER「月下の夜想曲」
友人が好きで勧められたのを覚えている。
テレビ番組にもよく出ていた。
そして、GACKTは「失踪」という形で姿を消してマリスミゼルを脱退し、いつのまにかソロデビュー。事務所やメンバーと色々揉めたようだが詳細は闇の中。
ちなみに、大先輩なのに「友人」だということで呼び捨てにしているYOSHIKIは、自身の楽曲印税だけではなく「音楽ビジネスに成功している」という説得力がある。
しかし、GACKTの場合はテレビ番組で見かけることはあっても本業である「音楽」に触れられることはほとんどないため、派手なプライベートが胡散臭く感じられてしまうのだろう。
儲けるのは誰なのか?
繰り返すが、GACKT氏の関わるICO案件がどうなるかはわからない。
ただ、このニュースを聞いて「ん?」と思うことが多々あったので記事にしたまでである。
Gacktのヤツは明らかに詐欺だろうし、暗号通貨技術のド素人だから何も実績出せないと思うが、トークンが上場して値上がりしたら詐欺ではなくなるんだろうな
— タヌ神@クリプトチャカシスト (@GodTanu) 2017年12月29日
まあ結局、こういうことなのだ。
A●Aコインなんかも散々言われたものだが、結果的に上場して儲けた人が勝ちだ。
GACKTというネームバリューもあるので、投機的に買って売り抜けるという人もいるだろう。
(私はしないけど)
果たしてこの「SPINDLE」。
儲けるのは投資者か?GACKTか?それともその運営会社なのか?
「広告塔ではない」ということだったが、GACKTの熱心なファンであればICOについて勉強し、SPINDLEのICOに出資する人も多いだろう。
結果的にファンに対して、信用を切り売りするようなことにならなければいいなと切に願う。