2018年9月29日(土曜)。
突如として「ふるなび」に返礼品として出品された、Amazonギフト券。
寄附額の40%という高返礼率、
しかもAmazonギフト券という、身もふたもない(笑)返礼品。
土曜、日曜とTwitterを中心に話題になりました。
そして10月1日(月曜)
朝チェックしてみると、返礼品ページが削除されている!
あー、やっぱり予想通りですね。
土日で目をつけられて月曜早々に削除。
これが総務省からの連絡の指摘によるものなのか?
また、削除したのは小山町なのか?ふるなびなのか?
気になる部分は色々ありますが…。
Amazonギフト・アメックス商品券も削除
静岡県小山町が、週末に出品したAmazonギフト券。
この記事でまとめました。
→ふるさと納税にAmazonギフト券が登場。寄附額の41%って…早い者勝ちか?
いろんな価格帯で出されていましたが全部削除されていました。
残念!
ちなみに、同時に出品されたと思われるアメリカンエクスプレス百貨店商品券。
→アメックス商品券40%分も!Amazonギフト券だけじゃない静岡県小山町。
これも調べてみると、アマギフと同じように削除されています。
まあ、いずれも地域と関係ない商品券であり、40%という高還元率なので仕方ないでしょうね。
地方の田舎の自治体の工夫
総務省からの指導や通達というのは、法的な権限があるわけではありません。
「30%以下にしてね」「換金性の高いものは控えてくださいね」という程度のものでしょう。
ほとんどの自治体は、お上の言うことには従いますが、「禁止じゃないんでしょ?」ということで従わない自治体も当然、あります。
これに反対する声もあって然るべきですし、当然従っている自治体からすると面白くないでしょう。
しかし、税収というのは自治体にとって命綱でもあります。人口減少に頭を悩ませる田舎の自治体であればなおさらです。私の田舎はふるさと納税に全く力を入れていないようなのですごくわかります。「もっと工夫しろよ!」と。
そんな中、法の目をかいくぐってでも試行錯誤するこうした自治体は、個人的には好感が持てますね。土曜日に突如出品して、土日で話題になって月曜朝には消される、という時点で戦略的でしょう。
この土日で相当な金額が集まったのではないでしょうか。
まさに「やったもん勝ち」ですね…。
まだある、お得な返礼品
さて、そんな静岡県小山町ですが、以前から出品されていた商品券は残っています。
こちらも還元率は寄附額の40%
・A-25 サーティワンアイスクリーム商品券8枚
・A-47 リンガーハットグループ共通商品券8枚
サーティーワンもリンガーハットも、小山町に工場があるようです。
だからセーフなのか!
また、昨日記事にした「返礼率50%!!の旅行券」もまだ残っていました。
近畿日本ツーリストと、日本旅行ですね。
こちらの記事にまとめています。これも先は長くなさそうですが。
→【返礼率50%】寄附額の半額分の旅行券がふるさと納税の返礼品になっている自治体が!
法的に規制されるまで、週末ゲリラ的に出品される返礼品があるかもしれませんね。
ある意味、楽しみです。
・まずは確認!「控除上限額の目安 確認ページ」
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