昨日の記事にも書いたように、2019年6月の税制改正により、過剰な返礼品の自治体はふるさと納税の控除対象外になるようです。
そんなわけで、ふるさと納税バブルはこの2018年末がピークとなりそうです。
「闇ふるさと納税」と言われた10月のギフト券・金券ラッシュも、11月1日の総務省調査のタイミングである程度は収束。しかしその後、再びラッシュが開始して今に至ります。
全国から集金できる最後のチャンスとばかりに、自治体同士の壮絶な金券バトルが繰り広げれられています。
そして…
バトルを繰り広げているのは自治体だけじゃありません。
ふるさと納税のポータルサイトもまた、キャンペーンにより顧客囲い込みに必死です。
各社の特色は当ブログの「ポータルサイト一覧」ページにまとめましたが、特にその中でも露骨にバトルしているのがこの2社。
ギフト券・金券や電化製品など、他サイトが撤退したカテゴリも積極的に取り扱うことで人気の「ふるなび」を、後発の「ふるさとプレミアム」が追随しているような流れ。
12月のAmazonギフトコードプレゼント還元だけ見ても、ふるなびが2%に対しふるさとプレミアムが3%。意識しまくっています。ギフト券も積極的に取り扱った上で、顧客還元も上回ることで奮闘しています。
まさに、「アマギフという札束」で殴り合うバトル。
同じ返礼品でも露骨に競争しているのがわかる例を紹介。
静岡県小山町「Amazonギフト券」
返礼品でアマギフが登場したときはびっくりしましたよね。さらにポータルサイトからの特典もアマギフ!
・【ふるなび】Amazonギフト券 検索結果
→還元率40%+Amazonギフト2% = 還元率42%
・【ふるさとプレミアム】Amazonギフト券 検索結果
→還元率40%+Amazonギフト3% = 還元率43%
ポータルサイト独自のAmazonギフトコードが、12月限定でふるなびが2%にしたタイミングで、ふるさとプレミアムは3%にしています。ふるなびよりも1%上回る結果に。
佐賀県みやき町「HISギフトカード」
もう一つ紹介します。
12月に入って登場した旅行券。今のところギフト券・金券で最高還元率の「50%」で設定されています。
・【ふるなび】HISギフトカード検索結果
→還元率50%+Amazonギフト7% = 還元率57%
・【ふるさとプレミアム】HISギフトカード検索結果
→還元率50%+Amazonギフト8% = 還元率58%
ふるなびは、アマギフ還元「7%」の自治体ですが、ふるさとプレミアムはなんと「8%」。
こちらも結果的に、ふるさとプレミアムの方が1%上回る結果に。
この還元率だけを見るとふるさとプレミアムの方がお得です。ギフト券系はどちらのサイトも同じように扱っているので、比較検討してみても良いでしょう。
【詳細はこちらからどうぞ】
・ふるなび
・ふるさとプレミアム
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