最終更新:2017年10月21日
仮想通貨に200万円程度の投資を行い、最終的に銀行へ引き出した金額は2,100万円程度。このブログのタイトルで謳っている「テンバガー」を達成する事が出来た!
というわけでこのページでは、2016年9月にはじめて仮想通貨を購入してから、2017年10月に全てを売却するまでの歩みをまとめる。これを読んで頂けると、どういう流れでこの結果に至ったかを理解してもらえるだろう。
途中からは毎月末に保有資産額を公開しているのでそれを拾えば良かったが、2017年の春頃まではしていなかったので、過去の記事などに断片的に残っている記録を拾っていった。
そのため、記録している日の間隔がバラバラなのを先に断っておく。
円建て・BTC建ての資産推移
仮想通貨投資家にはおなじみのアプリ・Blockfolioで、資産を入力しはじめたのが2017年3月。それから売却するまでの推移を確認する。
まずは「円建て」の推移を見て行くと、4月〜5月の急上昇と7月の暴落に目がいくだろう。
そして今度は「BTC建て」の推移。
仮想通貨全体の保有数量を、基軸通貨であるビットコインの金額建てで見た推移。
円建てと比べると、4月〜5月に急騰した動きは共通しているが、その後下がりまくっているのが確認できる。これを見ると、アルトコイン高騰時にビットコインに全て換えていれば、最終的に資産は2倍になっていたということだ…。
投資額を踏まえた総資産の推移
では、「投資した額」との比率を見て行こう。
それがわかるように、今まで月末等で記録していた金額の内訳を元に、表をまとめてみた。
グラフの横軸が金額で、単位が「万円」。そのうち、ブルーがその時点で投入している金額。なのでグリーン部分が含み益となる。
2016年がほとんど記録していなかったので間隔が空いているが、それ以外はほぼ1ヶ月ごと位の間隔。春頃に一時的に資産が減っているのは、一旦半分を利確したから。しかしその後、考え直して資産を再度仮想通貨に戻している。
4月からは投資額が200万円で固定のままなので、含み益の上昇、下降がわかりやすいだろう。
こうして見ると、Blockfolioで管理し始めた3月4月頃は、総額で数十万円の値動きでもドキドキしたものだが、最後の頃になると1日で100万円の上下は「まあ、あるよな」という程度でしか思わなくなった。ずいぶんハートが強くなったものだ!
時系列の流れ まとめ
上記グラフに連動し、具体的な金額と私の出来事と合わせてメモ。
9月23日 仮想通貨投資開始
雑誌「SPA!」の資産運用特集の1つとしてビットコインが掲載されており、そこで興味を持ちいろいろ調べる。そしてbitFlyer(ビットフライヤー)で試しに1BTCを購入。当時のレートで、原資61,000円。
購入から2週間後、10月4日の画像。早速上昇している。
10月31日 74,000円 (原資61,000円)
月初に購入したビットコイン。
軽い気持ちだったので日々確認することもなかったが、月末にアプリを確認したところ1万円以上上がっていたので驚いた。
12月26日 48万円 (原資40万円)
BTCが調子がいいので増資。そしてその後いろいろと勉強し、ビットコイン以外にも仮想通貨があることを知り、12月末にCoincheck(コインチェック)とZaif(ザイフ)でアルトコインを一通り購入。
この時点の画像が残っていた。
今となってはあり得ない金額…。
そして2017年に突入。
2月12日 76万円 (原資55万円)
年明けの暴落を経て回復し、多少増資をしたところ。この頃はまだ、株式投資の方に力を入れていた。
3月7日 143万円 (原資100万円)
1XEM=1.2円程度で、50万XEMを保有していた頃。資産の半分がXEMだったりする。
3月25日 108万円 (原資 30万円)
ETHが急激に高騰し、総資産が乱高下するのでちょっと怖くなり、リスクヘッジのため原資のうち70万円を引き出したのでこの金額に。
その後、順調に推移していくので引き出した原資を戻し、さらに追加投資。
4/12に70万円を入金(先日引出分)
4/14に50万円を入金
4/28に50万円を入金
4月29日 428万円 (原資200万円)
GW前の段階で原資を200万円にまで上げ、原資の2倍位の資産状態で連休を迎えた。また、このあたりで株式投資からは完全撤退している。
この日の金額。
まさに暴騰前夜。
5月31日 1617万円 (原資200万円)
ゴールデンウイークの暴騰、そしてGW明けの暴騰により2000万円にまで到達。あんなことは今後二度とないだろう。その後暴落したりでこの額に落ち着く。
6月30日 1743万円 (原資200万円)
この月も上下しつつ、月末時点の金額としては前月を上回った。
7月31日 1331万円 (原資200万円)
7月10日〜17日の大幅暴落。これはすごかった。
私の資産は一時的に1,000万円を切ってしまったので、さすがに焦ったなあ…
ビットコインキャッシュ誕生前夜であり、ビットコイン要因なのにアルトコインの方が下落率が高かった。
8月31日 2377万円 (原資200万円)
ビットコインが一気に50万円を突破。
COMSA効果?でXEMが再び高騰。
今までほとんど保有していなかったビットコインを、全体の1/3程度まで増やした月。
9月30日 1905万円 (原資200万円)
中国のICO規制から取引所閉鎖騒動などのニュースが盛んで、1週間のうちに2500万円から1400円までという尋常じゃない推移を辿ったが、月末はここまで回復。
ビットコイン比率をさらに増やし、全体の半分くらいにまで増やしたのもこの月。
10月18日 2139万円 (原資200万円)
ここで一旦、全ての仮想通貨を日本円として引き出してポジションを閉じた。
(銀行に日本円を入金した額につき、出金手数料を引いている)
投入額との比較についてもチェック
総資産の推移もだが、原資として入れている金額と含み益の内訳を入れることで、どれだけ利益が出ているかが視覚的にわかる。こうしてみると、あらためて4月〜5月の伸びはすごかったというのを思い出す。
その後大きな上げトレンド、下げトレンドが発生し今に至るが、また今後も上げ下げしながら全体的な相場としては上昇して行くのだろう。しかし、この4月〜5月のような極端なまでの急激な伸びはなかなか無いだろうなあ。
仮想通貨投資で含み損となっている人は、参入タイミングの問題だけだろう(極端なトレードやレバレッジ、また超マイナーコイン投資じゃなければ)。
そういった意味では、私はテンバガー(10倍)を達成できたのは、参入時期と運だけである。
そして私は一旦ポジションを閉じたけど、これで仮想通貨にサラバではなく、新たな参入タイミングを見計らっているところである。