仮想通貨に興味を持ったら、とりあえず取引所のアカウントは開設しておいた方がいい!
申し込んですぐにビットコインが買えるわけじゃないから。
2017年。
ビットコインをはじめとする仮想通貨の高騰ぶりはすさまじく、ニュースにも度々取り上げられるようになってきた。この1年でユーザーが爆発的に増えたのは間違いない。
けど、それでもまだまだごく一部であり、今から興味を持って参入しようという人も、決して遅くは無いと思う(多分、だけど)。
…と興味を持ちつつも手を出すのをためらっている人も多いだろうから、そんな人に言いたいのが「とりあえず取引所のアカウント開設だけでもしておくべき」ということである。
なぜか?
申し込んでもすぐに入金はできない
現在、国内の仮想通貨取引所では、最初にアカウント開設手続きを行ってから実際に仮想通貨売買を行えるようになるまでに日数がかかる。
メアドがあればアカウント開設自体はすぐに可能だが、日本円の入出金を行うためには「本人確認」が必要であり、それに日数を要するのだ。
本人確認には身分証明書(運転免許証等)のアップロードを行い取引所が手動で審査した上で、郵便による住所確認を行う手順となり、それではじめてお金を入金できるようになるのだ。
本人確認には時間がかかる
この本人確認の郵便物、早ければ数日で届くようだが、混み合うタイミングだとかなりの日数を要する。例えば2017年のゴールデンウィーク明けはかなり申込が殺到し、申込から実際に入金できるようになるまで数週間かかった人も居る。
今、これだけビットコインが話題になっている状況で、これから年末を迎えることを考えると、年明けはかなり本人確認も混雑するはずだ。
なので、とりあえず思い立った日に申込をしておき、本人確認まで済ませて「いつでも入金して取引ができる状態」にしておくことをおススメする。「今が購入のチャンス!」と思った時に、環境が整っていないと始まらないので…。
アカウント開設にお金がかかるわけでもないので、主要な取引所だけでも申し込みをしておけばよい(結果的に使わなかったらそれまでである)。
取引所の本人確認とは?
法律に基づいてのことなので、どこの取引所もやることはほとんど同じ。
・個人情報の入力
・SMSによる本人確認
・身分証明書のアップロード
・郵送物の受取(住所が正しいことの確認)
こんな感じだが、画面の指示に従っていけば誰でも簡単にできる。「難しそう」と構える必要は全くない。
ここまでしてはじめて、入金可能となる。
暴落チャンスを逃さないために、入金だけして待っているのも戦略だろう。また、開設だけしておいてから「ビットコインを買うかどうか」を検討するのもアリだ。
まずアカウント開設するならここ!
国内運営の仮想通貨取引所はいくつかあるけど、さすがに全てのアカウントを開設する必要はない。
ではどこでアカウントを開設するか?
個人的には、CoincheckとZaifは絶対。
あと必要な人はbitFlyerを押さえておけばベターだと思う。
Coincheckは、アルトコインの種類数が非常に豊富なのでマスト。国内だとここでしか買えないコインもたくさんある。
スマホアプリもダントツで使いやすいので初心者向け。
Zaifは、Coincheckでも扱いがあるNEM(XEM)やビットコインキャッシュ(BCH)の「板取引」ができ、そしてCoincheckに無いモナコイン(先日大爆発した!)も扱っているのでマスト。
※リスクを最小限に抑えられる「積立購入」に対応しているのもありがたい
この2社だけでもいいけど、業界最大手のbitFlyerもアカウント開設しておくと良いかも。ここのFX取引(bitFlyerFX)を使う時がくるかもしれない。
とりあえず上記2,3社を開設しておき、あとは実際に売買しながら必要が出てきたら他の取引所(国内・海外)も検討したら良いと思う。
仮想通貨は、長期で見たら右肩上がりだけど、1週間や1ヶ月というスパンで見ていくと上昇と下降の繰り返しである。なので、「今が買い時だ!」と思う瞬間が訪れたときに、手元のスマホからサクッと購入できるように、環境の準備としてアカウント開設をしておくことをおススメする。
【今回紹介した取引所】
・アルトコインが豊富なCoincheck(コインチェック)
・板取引とコイン積立ができるZaif(ザイフ)
・国内大手でFXも大規模なbitFlyer(ビットフライヤー)