CoincheckのNEM流出事件。
ニュースにも頻繁に取り上げられており、現時点でまだ出金ができない状態。
そんな状況の中で相対的に評価を上げているように見える取引所が、bitbank（ビットバンク）である。
今、ユーザーに最も求められているのは当然、セキュリティ部分の安心感。
そういった意味では、今回のことで公表されたbitbank社の発表に安心した人が多いのだろうな。
今求められるのはとにかく、セキュリティ
今回の事件で頻繁に出てきている、コールドウォレット、ホットウォレット、マルチシグといった単語。
同社はいち早く、自社の体制を表明している。
この通り全通貨、コールドウォレット対応。
マルチシグ化についてはこんな感じ。
これに関する詳細な説明もアップされている。
そしてその後、ユーザーからの「ホットウォレット内の資産比率」についての問い合わせが多かったようで、このように発表している。素晴らしい！
ホットウォレットの顧客資産の割合について
弊社のホットウォレットには顧客資産は含まれず、自己資産のみの運用となっております。本件に関しても、金融庁への報告を既に行っております。
やっぱりこの状況なので、セキュリティ部分でしっかりアピールしてくれるのはユーザーとしても安心だし、アカウント登録を検討している人には大きな情報となる。
取扱いペアと手数料
Coincheckはアルトコインの「販売所」だが、ビットバンクは「取引所」。
要するに「板取引」となる。
取扱いペアはこんな感じ。
そして何より、今、手数料無料キャンペーン中となっている。
コインチェックは取扱コインの種類は豊富だけどスプレッド（売買料金の差）が大きかっただけに、これは嬉しい！
Zaifとbitbankのアカウントがあれば万全
アルトコインに限って言えば、日本の主要取引所で板取引を提供しているのはZaifくらいだ。
そして、Zaifで扱ってないライトコイン（LTC）やリップル（XRP）の板取引ができるのは大きな強みである。
…というか、改めて考えると、bitbankとZaifのアカウントを持っておけば、主要コインの板取引環境は抑えることができるんだな。
今まで、日本の仮想通貨取引所でもあまり目立たない存在だったけど、今回の騒動により一番重要な「セキュリティ」に力を入れている取引所という評判が増えており、ユーザー数も増えていくだろう。
もちろん自分の資産はウォレットに移すべきだけど、ある程度資産を置いて置かないとトレードもできないので、セキュリティ面で安心なbitbankは今後期待できる取引所かもしれない。
