Twitterで仮想通貨関連の情報を収集しているのだが、こういうツイートを見ているとホント怖い。
https://twitter.com/yuma300/status/752394094203199488
中国の大口投資家、3700万円相当の仮想通貨が盗難被害に ハッキングを受け – https://t.co/QfECd60pVd #ビットコイン pic.twitter.com/Rly5nbPgGM
— BTCNビットコインニュース (@btcnews_jp) December 7, 2016
仮想通貨に限らずさまざまなサービスで「乗っ取り」による被害が後を絶たない。
個人的にはFacebookやTwitterが乗っ取られても大した影響は無いが、仮想通貨取引所だけは勘弁願いたい!というのが本音だ。
この記事では、自分のコインを守るための対策についてまとめたいと思う。
2段階認証は必ず設定しておく
各取引所で「2段階認証」の仕組みが導入されている。もし設定していない人がいたら、必ず設定しておくこと。
ハッキリ言って、ハッキングされてコインを盗まれた人が「2段階認証を設定してなかった」なんて言ってたら「自業自得だ」と言われるレベルである。
一応解説しておくと、通常のログインに必要なメアドとパスワードに加え、本人しか知り得ない認証コードを入力してログインするという仕組みである。
その「本人しか知り得ない認証コード」というのが、スマホアプリで設定できる。コードは30秒ごとに変わっていくので、そのスマホアプリを見ずにログインするのは至難の技ということだ。
そのアプリだが、Googleの認証アプリ「Google Authenticator」が一般的だ。
もちろんこれでもいいのだが、私のオススメはこちら。
「Authy」というアプリ。
もちろんGoogleのと同じように使えるが、これだと複数デバイスに設定できるので、機種変更時もスムーズに引き継ぎできる。
評判も良いようで、私もこちらを使用している。
CoincheckとZaifの2段階認証設定
上記アプリをダウンロードしたら、それぞれの取引所で2段階認証を設定する。
ページを見て、書いてある通りに進めていけば簡単に設定できるのでやってみて欲しい。
Coincheckの場合…
ログインしている状態で、まずはこちらのページへアクセスし、画面の指示に従って設定。
Zaifの場合…
ログインした状態で、こちらのページにアクセスし、画面の指示に従って設定。
この設定により、次回からはログイン時に2段階認証コードの入力が求められる。
当然だがアプリを入れているスマホが手元にないとログインできないのでそこだけ注意。
泥棒に入られないためにできる限りの対策を
2段階認証を設定することで、100%コインが盗まれない、というわけではない。
それでも乗っ取られるかもしれないし、もっと言えば取引所自体がハッキングされたら終わりである。
ただ、2段階認証を設定することで乗っ取りの可能性を格段に下げることができるということだ。
他にもできる限りの対策は施しておこう。
これはどんなサービスでも言われることだか、パスワードは他サイトと同じものを設定しないこと。どこかでパスワードが流出したらアウトである。
あとは、すぐに売買せず長期的に保存するコインは、ウォレットに保管しておくことでコインの盗難は防げるだろう。
どんなにカギを付けて二重ガラスにしてセコムを付けていても、泥棒に入られる可能性はゼロではない。しかしセキュリティを強化することで、泥棒に入られる確率は減るのだから、できる限りの対策をしておくしかない。
カギをかけずに泥棒に入らてた、ということだけは無いようにしたいものだ。