「インベスターZ」全21巻を読破。お金の考え方が変わる漫画。

いやー面白かった!
こういう漫画があるということは知っていたのだけど、何で今まで読まなかったんだろう。

漫画「インベスターZ」が、ドラマ化決定ということで、1巻から10巻が期間限定無料だという。
この情報を見て試しに読んでみた。

全21巻をダウンロード

色々見ていたら、「まとめ買い」というのがあった。
[まとめ買い] インベスターZ

無料だし、このチャンスにとりあえずダウンロードしておこう、と思って、何も思わずこちらを1クリックで購入。

で、改めて見ると全巻で1巻から21巻まであるみたい。
これをまとめて購入したので、10巻までは無料で買えたけど11巻から21巻までは、お金を出して買ったみたいだ。後から気づいた(笑)

iPhoneのKindleアプリに並んだ姿は圧巻!

結果的に私は先に21巻分を買っちゃってたけど、もし無料の10巻だけダウンロードして読んだとして、10巻までで満足するとは思えないから、結局買ってしまうんだろうなあ。

SNSでの拡散により知名度UP

面白いなーと思ったのが、作者の方のこちらのツイート。
Twitterのタイムラインでこの作品の画像キャプチャが流れてくることがよくあったけど、これを読んで納得した。

あ、キャプチャ許可してるのね…
著作権が〜という議論になりそうな部分だけど、キャプチャ投稿をOKにすることで多くの人の目に触れ、興味を持たれるという意味ではプラスなんだろうな。

そして、どこのシーンがキャプチャされたかというのは読者の興味に繋がるので、確かに有用かもしれない。

著作権云々という考え方から、さらに先に行っているなあと感心した。

インベスターZ、面白い

木曜の夜に読み始めて、仕事の新幹線移動が多かった金曜にもかなり読み進め、土曜の昼で全21巻を読了。

次の展開が気になって、ほんと一気に行ってしまった。我ながらびっくりだ。

「お金」自体についてや株、FX、不動産、金、保険などの様々な「投資」に関わる項目について、非常に勉強になる。これを読んで投資を始めたという人も多いんじゃないかなー。

また、実在の人物や会社も多く登場する。
パッと思い出すだけでもホリエモン、DMM亀山社長、スタートトゥデイ前澤社長といった方々、またいろんな実在の企業が登場する。

投資部の面々やOB、藤田家など登場人物も幅広くて特徴的。

日本史や世界史を踏まえた「お金」の成り立ちから株式市場について。
歴史を通じて学べるというのは、この本ならではかもしれない。

情報のインプットの大切さ

ありきたりな感想になってしまったけど、最後に「いいなー」と思ったところを一つ。

この漫画で登場する、道塾の投資部だったり女子3人組は、いろんな発見をした時、または壁にぶち当たった時どうするか?

「よし、調べてみよう」
と、メンバーみんなでいろんな情報を当たって調べ、発表し合う。
過去の出来事だったり、今起きていることの分析だったり、疑問に思ったら調べて共有し、理解する。

当たり前のことだけど、その姿勢というのは大事だよなあと改めて感じた。

この漫画でも言及されているように、インターネットの普及によって企業の経済活動も、消費者の動きも変わ理、効率的に情報を得られる環境が整っている。

だからこそ、しっかり情報をインプットして「知る」ことが重要なんだろうな。

この本、投資をしている人や興味のある人は間違いなく読むべきだと思う。
そしてそれ以上に、投資にまったく興味も縁もない人にこそ読んで欲しいなあ。そういう人こそ、お金に対する考え方が革命的に変わると思う。

10巻まで無料なのは期間限定だけど、有料に戻ってからでも遅くないので、読んでみるべきだと思う。断片的に読むのも良いけど、通して21冊読むことをおすすめする。

[まとめ買い] インベスターZ