SWIFTの国際送金をしてわかる、XRPの凄さとリップル社の描く国際送金の未来

XRPについて気になるツイートを目にしました。
ホント「そうですよね!」という内容。

国際送金において、数十年使われ続けている「SWIFT」。
これにとって変わるべくリップル社は動いているのですが、この重要性は国際送金を体験していないとわからないでしょう。

SWIFTによる海外送金、そしてXRPの送金をしたことがあれば、そのスピードや手数料の違いに驚くでしょう。

アメリカドルを受け取る実例

何から書こうかと考えましたが、まず私のことを書きます。
国際送金の「受け取り側」としてのお話

昔、いわゆる「大人向けアフィリエイト」のツーティアを集めまくっていたことがあり(意味わからない人はググってください)、その名残で今でも、2tier報酬が入ってきます。

アメリカからの振込なので、米ドル。
住信SBIネット銀行の口座で受け取っています。

要するに、海外ASPから日本の銀行へのSWIFTによる国際送金です。

実例を貼ります。
海外のASPの管理画面。今年1月に確定したのがこの金額。

単位は「アメリカドル」です。
1292.46ドル
この記事を書いている時が1ドル=112円程度なので、144,755円

このASPは、当月分の支払いを、翌々月15日に振込です。
送金手数料で35ドルを取るようです。

1月分なので、3月の入金を確認してみると…。

35ドルが引かれた1257.46ドルが入金されていますが、同日、支出のところに25ドルとあります。
これ、受取銀行(住信SBIネット銀行)側の手数料なのです。
手数料一覧はこちら。

これでいくと米ドルは、5万ドル以内の場合は25ドル取られるようです。

国際送金にかかるコスト

上記の私の例をまとめると、
1292.46ドル(144,755円)を受け取るのに

35ドル(3920円)をASP側が徴収
25ドル(2800円)を受取銀行側が徴収

なので合計60ドル(6720円)が引かれてしまうということ。

これ、14万円に対して6700円ですが、1万円の送金でも同様に6700円が取られます。わりとヒドくないですか?

もちろん、ASP側の35ドルというのはASPが決めているものですが、国際送金ということである程度は向こうの銀行に取られているはずです。

そして受取側銀行の手数料。
(こちらは銀行によってはかからないところもあるようですが)

SWIFTによる国際送金とは

現状の国際送金を担う「SWIFT」。
私は前述のようにドルの受け取りをしていたので、受取口座登録時にSWIFTコードを調べて入力するため、「ドル送金に必要なもの」という認識はありました。

しかし、SWIFT送金の仕組みについて知ったのは、この本を読んでからです。
Kindle読み放題にも入っています。

この書籍に、リップルによる国際送金の説明のためにSWIFTの仕組みも書いています。
非常にわかりやすいのでオススメです。

詳細は割愛しますが、SWIFTによる送金はまさにバケツリレー!


※画像引用元はこちらのページ

時間もかかるし手数料もかかるし、現地のコルレス銀行を経由していくので送金に失敗することもあるという…。こうした国際送金を実際に経験していると、現状のSWIFT送金の手数料がバカらしく感じるでしょう。

リップル社が描く国際送金の未来

このSWIFTによる送金はここ40年くらいの話だそうです。
歴史は浅いですが、インターネットが発達したこのご時世に、もっと効率的な送金方法があるだろうと考えるのは普通のことです。

それを踏まえると、リップル社による国際送金ソリューションがいかに革命的かがわかります。

XRPの送金をしたことがあれば、話が早いです。
送金時間は数秒。
送金手数料は1円以下。

送金の速さ・手数料安さいずれもビットコインをはるかに上回る、XRPの性能!

もちろん各方面でいろんな問題もあるのだとは思いますが、従来のSWIFT送金とXRPによる送金を体験すると、リップル社が描く国際送金の未来の姿が楽しみになるでしょう。