あー、やっちまったな!
情報はきちんと精査して一次ソースをきちんと当たるべき、というのをすごく実感してしまった。
本日の私の、ZaifにおけるNEM(XEM)の売買履歴
3000XEMを66〜68円で購入し、すぐに64〜65円で売却。
8000円のマイナス。
今日はちょっと立て込んでおり、合間にスマホを見ながら操作したのだけど、反省した。
NEMがWeChatで使える!?
2017年12月9日、土曜日。
仕事も休みなので少しのんびりして、朝起きてiPhoneを見て驚いた。
え?
XEMが60円?
見間違いかと思った…— PANDA (@bitoff_net) 2017年12月8日
昨日まで30円をちょっと切るくらいだったはず。
私はというと、かつてはたくさん持っていたが手放しており、保有していない状態。
どうしたんだろう?と思いTwitterを色々見ていると、こういうことらしい。
・NEM China teamがWeChatアプリを開発したよ
・12月21日から使えるようになるよ
・NEMアドレスとWeChat IDを紐付けできるよ
・友達登録した人に超簡単に送金できるよ(いちいち長々しいアドレスをコピペしないで済むよ)
・WeChat対応した初の暗号通貨アプリだよ— Yokohama RT (@Yokohama_Earl_T) 2017年12月8日
この情報がいろんなところから出ており、今回の高騰の原因はこれだろうという憶測が見られた。
NEMを手に入れつつすぐ売却
Wechatというと日本で言う所のLINEみたいなもの。
これはすごいなーと思うと同時に、これから日本人がこれを見てお金を入れてくるだろうということ、また土日が開けた月曜日に入金ラッシュからの購入が重なって100円とか行くんじゃないの?と判断。
午前中は忙しかったので、昼過ぎの空いたタイミングで、70円弱をウロウロしていたところを3回に分けてXEMを購入。
しかし…
その後Twitterを眺めていると、こんな情報が…
ネムがプラグインアプリ作ったってだけで、wechatがネムと「提携」したわけではないって情報も出てるけどどうなんだろう?
App Storeでアプリ出しただけで「Appleと提携!」とはならなくない…?
— シーナ (@sheeena47) 2017年12月9日
Wechatに問い合わせた結果:Nemと一切関係がない、Nemの財布は存在しない。
Nem側はWechatのサードパーティープログラムを作っていると言う
サードパーティーはアンドロイドアプリのもんだ、誰でも作れるし。 pic.twitter.com/yiMsyqW6HH— Charlie|チャリちゃん [HLD BTC] (@chali_chan) 2017年12月9日
こういったツイートがいくつか出始める。
XEMチャートを見ると、あれ!?私が買った時よりジワジワ下がり傾向に。
土曜の午後は息子の行事に参加していたのであまり調べることもできなかったが、イヤな予感がしたので急いで売却。
ポジションを全て解消した。
ウワサ話は尾ひれがつく
その後チャートは見られなかったけど、夜に落ち着いて確認するとこんな流れだったようだ。
私が売った時がギリギリ60円代で、やはりその後下がってしまったようだ。
こうして見ると、8000円のマイナスで済んでよかったと感じる。
あぁ、サードパーティが勝手に作ったのをWechatと提携したといううわさが尾ひれ付いて独り歩きしてるのか・・。
— マナ@仮想通貨(暗号通貨) (@1000crypto) 2017年12月9日
なるほど…。
確かに私も最初見たツイートには「提携」とは書いていなかったけど、いろんな情報を見ていると「提携」という表現が結構あるなあ。途中で尾ひれがついたのか。
さっき紹介したツイートに書いてあったけど「AppStore」にアプリが並んだからといって「Appleと提携した」とは言わない。そういうことかな。
まあいわゆる「フェイクニュース」に近いものであり、これで上がるんだから仮想通貨というのはすごい。
そして、それに踊らされて高値掴みしてしまったのが情けない。
ネットでは当たり前の「情報は一次ソースを確認する」、そして相場に参加する立場での「悲鳴で買って歓喜で売る」。このどちらもできていなかった。
頭の中で「これはこのまま100円まで行くだろう」という思いが先行してしまい、冷静な判断ができていなかった。
ただし、今回のこの事象は全く関係なく、NEMというのは非常に可能性を秘めているのは私も感じている。本日手に入れた3,000XEMはジャンピングキャッチだったので売却したけど、Zaifで申し込んでいたコイン積立がやっと明日から開始するので、少しずつ購入して行く予定。
1年単位の長い目で見れば高騰が期待できると思っているコインだと思う。