2017年5月2日の日経新聞。
紙面、電子版共にトップ記事で仮想通貨の話題が。
仮想通貨、運用しやすく SBIなど10社超が参入
ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引事業にSBIホールディングスなど10社超が参入する。価格変動が大きいリスクはあるが、投資対象として一定の需要があると判断した。購入時の消費税が7月から不要になり、法改正で事業者の登録制が導入され取引の信頼性も向上する見通しだ。資産運用を通じて仮想通貨が普及すれば、買い物の決済や海外送金などに使う動きも徐々に広がりそうだ。
一面記事ということでインパクト入るのでかなり大きいだろう。GWの狭間ということで、これを読んだサラリーマンが「聞いたことはあったけど仮想通貨ってそんなに可能性があるんだ」と調べ始めて投資する、みたいな流れになってもおかしくはない、かもしれない…
SBIやGMOなど、大手の参入は日本の仮想通貨普及に大きな影響を及ぼすだろう。軽く概要のみ紹介する。
SBIホールディングス
2016年10月27日付でこちらのリリースが。
仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社設立のお知らせ
当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)はこのたび、仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社(以下「SBIバーチャル・カレンシーズ」)を2016年11月1日に設立することとなりましたので、お知らせいたします。
(以下略)
SBIの取引所については、当ブログでも以前の記事で少し触れている、
2017年夏に仮想通貨界が大きく動く!? XRPを早めに仕込む!(SBI運営の取引所開設)
この記事では「ビットコインとリップルを扱うのでは?」と書いたのだが、冒頭で紹介した日経新聞の記事においては、「ビットコインと、イーサリアムも扱う」とあった。BTC、ETH、XRPの取り扱いは確定なのだろうか?
SBI証券やFX、銀行の顧客の資金が仮想通貨に流れこむ期待ができる。
ちなみに…
日経1面。コメントを寄せているSBIバーチャルカレンシーの齋藤さんは、32歳のSBIグループ最年少社長。
昔の自分にも重なり、応援していただけに、自分のこと以上に嬉しい!
私も短い時間だけ取材に同席したが、まさか1面とは。驚き!! https://t.co/CUKKXhcZTo— 沖田 貴史 T.OKITA (@OKITATakashi) May 1, 2017
32歳!
年下かぁ…こういうのを読むと心底、尊敬する。
GMOインターネットグループ
2017年1月17日にこちらの文書を発表。
GMO Wallet株式会社を準備会社として仮想通貨の交換および取引事業に参入
GMOインターネットグループは、2016年10月11日に設立したGMO Wallet株式会社(代表取締役社長:若松 剛史 以下、GMOウォレット)を準備会社として、仮想通貨の交換および取引事業に参入することを正式に決定いたしました。
そして、社名をGMO-Z.comコイン株式会社に変更しオープンしたのがこちら。
Z.comコイン
ビットコイン売買の発注数量上限が1BTCとなっていたりと、まだトライアルスタート的な形なのだろうか。今後に期待。
トレイダーズホールディングス
2017年3月30日よりサービス開始。
みんなのビットコイン株式会社による仮想通貨取引サービス開始のお知らせ
トレイダーズホールディングス株式会社の完全子会社であるみんなのビットコイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川上真人)は、仮想通貨取引所「みんなのビットコイン」におきまして、2017年3月30日(木)より仮想通貨取引サービスを開始いたしました。
仮想通貨の今後の展望
仮想通貨に関するニュースは日々発信されているが、今回のこの日経新聞一面というのはかなりインパクトが大きいのでは無いだろうか?
いずれにしても今までには無い量の資金が仮想通貨に流れこむだろう。そうなると自ずと各通貨の価格は上昇…することに期待。