仮想通貨取引に係る「税金」に関して、国税庁からの見解が出ていた件が話題になっている。
基本的にビットコインは雑所得となり、最高税率50%、損失が出ても他の税金を取り戻せない。もちろん、ビットコインをポイント的に使ってモノを買っても、その時点で課税。最初から、わかっていたことですが、なかなか厳しいですね。 https://t.co/iTJHxgTSfA
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) September 7, 2017
まあ概ね予想通り。
ちなみに私は、Twitterで「税金」について言及したことがない。そしてこのブログにも書いたことがない。
これは偶然じゃなく、敢えてそうしてきた。
「税金」というもの自体が、地域の税務署により判断が異なる曖昧な面がありつつも、見解の相違による申告漏れのリスクもあり、非常にデリケートな分野だと考えている。
(悪意が無くても)間違った情報を発信した場合のリスクがとてつもなく大きいものなので、専門家でも何でもない私なんぞがヘタなことは言えないからである。
※今回の件をわかりやすくまとめている記事(すごく勉強になった!)にも、その辺りを考慮し「個人の見解です」と注意書きがあったが、それを読む側の人たちのリテラシーは問えないものだ。
100%の正解がない分野って怖い…。
というわけで、普段は書かない税金についてなので、今回の件に関する私の感想のみ書いておきたいと思う。
にわか投資家には影響は少ないはず
今回の国税庁の見解発表により、いろんな意見が取り交わされている。
とりあえず思うのは、現状の含み益が例えば1億円とかであれば文句を言いたくなるのもすごくわかるけど、含み益が100万円程度の人には影響ないだろう。
私も仮想通貨である程度の含み益があるけど、しばらくは円に換える予定はない(あくまで現時点の考えだけど)。
※むしろ、この影響を大きく受けるほどに含み益を増やしたいくらいだ!!
そして、仮想通貨で何かの支払いも行ったことはないのでそのあたりのややこしい計算も不要っぽい。
しかしとにかく、今まで公式見解が出ていなくて情報が錯綜していた「仮想通貨と税金」についての情報が出てきたというのは、良かったのではないだろうか。
アフィリエイト報酬と変わらない
結局、私が思ったのはこれ。
だから、税率は一度で利益を確定させると、累進課税が効いてくるから、むしろ毎年に分散して、利益が載っているビットコインは売っていったほうが税金が得なんですよね。ほとんどのサラリーマンにわか投資家だと、税率も上場株の20%分離課税とそんなに変わらないはずです。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) September 7, 2017
私のようなサラリーマンの副業アフィリエイトやにわか投資家であれば、どちらにしても確定申告は行なっているはず。
アフィリエイト報酬は雑所得で申告しているので、そこに仮想通貨の雑所得が乗っかるだけ。
(細かい部分は抜きにして、考え方として)
例えば一気に5,000万円とかの利益になれば別だが、あまり影響のない程度に利確していけばそんなに問題ないのでは?と考えている。
ただし、累進課税の税率の上がりシロに影響がないようにできればいいのだが年末時点でそんな計算できっこないよなぁ…。
サラリーマンとしての収入のみの人は確定申告をしていないだろうから、そういう人にとっては面倒かもしれない。しかし、アフィリエイト収入等のある人なら、仕入先が増えただけ!と思えば良いだろう。
出ていくお金を減らすよりも、入ってくるお金を増やしたい
ここまで私の感想を述べてきた。
とりあえずは「税金が気になるくらい含み益を出したい!」とホント思う(笑)
税金周りは私も知識が無く、確定申告も税理士さんに丸投げしているような状態なので、今回の件も含めて改めて税理士さんと話をしてみようと思う。
ちなみに…
税金の知識が無いので税理士さんに丸投げしているのだが、それであれば税金の勉強をすればいいのに、と思うだろう。
これに関しては、私の根本的な考えとして「出ていくお金を減らすことよりも、入ってくるお金を増やすことに時間をかけたい」というのがある。
深い意味はなく、そっちの方が前向きで面白いからというだけのこと。
もちろん余計な支出は減らしたいし、浮いたお金で新たな投資ができるかもしれない。しかし時間は有限なので、その税金に関する知識を税理士代で買っているようなイメージ。
まあ、私のこの考えもいつかは変わるかもしれないのでそうなったら勉強すると思うけど、とりあえずは申告すべきお金が増えるような動きに注力していきたいと思う!