仮想通貨「NEM」とは何か?初心者向けに解説。フィンテック関連投資としての魅力も

仮想通貨の世界では、2017年の年明けにビットコインの暴騰落が起きたのが記憶に新しいところ。その後も中国の不安定さに連動し激しい推移を辿っている。

そんな中2月頭、一気に倍にまで暴騰した仮想通貨があるのはご存知だろうか?

それがNEM(ネム)である。

いわゆるアルトコイン(オルトコイン)と呼ばれる仮想通貨の1つで、私も興味を持って投資をしていたのでとても嬉しく、また今後にも期待できる仮想通貨だ。

ここでは、NEMについて全く知らない人向けにNEMについて解説していきたいと思う。単純な仮想通貨投資にとどまらない、これからますます発展するフィンテック関連の投資としての魅力が伝われば幸いである。

仮想通貨界におけるNEMの位置づけ

世間一般では、仮想通貨=ビットコインだろう。しかし、世の中には何百種類もの仮想通貨というものが存在しており、それらはアルトコイン(オルトコイン)と呼ばれている。

現在(2017年2月)の仮想通貨の、時価総額ランキングをご覧頂きたい。

このランキング画像は、Crypto-Currency Market Capitalizationsというサイトのランキングからトップ10をキャプチャしたのだが、このサイトには11位以降も大量にあるので興味のある方はどうぞ。

2位のイーサリアムは割と有名だが、それ以降は聞いたこともないものが多いだろう。

そして、以前はトップ10に入っていなかったはずだが、2017年2月時点で9位にランクインしているのが仮想通貨「NEM」である。

NEMの通貨単位は、XEM(ゼム)。
XEM/JPYの推移がこちら。

1XEM=0.4円程度だったのが、2017年2月頭に暴騰しているのが確認できる。そしてこの画像の時点では0.81円となっている。

わずか数日で、約2倍。
このインパクトは大きい。
ビットコインが今11万円程度だが、もし数日で22万円になったら驚くだろう。そんなことがここでは起きている。

ちなみに私は、ビットコイン取引所である「Zaif」でNEMを購入しており、現在はNEMウォレット(詳細は後述)に移して管理している。

現時点で175,670XEM。
これは2月頭の暴騰よりも前に購入したものなので、ホントにビックリしている(笑)

その他の仮想通貨もちょっとずつ保有しているが、現時点ではビットコイン、イーサリアム、そしてNEMが私の投資額トップ3である。

しかし、ビットコインとイーサリアムはわかるとして、なぜNEMをこれだけ保有しているか?

それはNEMについていろいろ調べていくことで興味が湧き、また今後の投資としての可能性にも期待できると感じたからである。

というわけでこれ以降、NEMについて概要を説明する。

以下の引用部分は全て、「ネム(NEM)/ XEMとは?概要と最新情報」からの引用である。NEMの勉強に役立つサイトなので、当記事で興味を持った方はぜひご覧頂きたい。

NEMとは何か?

仮想通貨の中でも比較的後発であるNEM。まずはその概要について見ていきたい。

NEMはもともとNew Economy Movement(新しい経済運動)の略称で、金銭的な自由、分散化、平等、および連帯感の原則に基づき、新しい経済圏の創出を目標としてはじまった仮想通貨(暗号通貨)のプロジェクトです。
(中略)
発行される仮想通貨の単位は「XEM(ゼム)」、総発行量は8,999,999,999XEMで、およそ1,600人の投資家に均等に分けられたので採掘というものがありません。

このプロジェクトに日本人も参加していた、というのも、興味を持った理由の1つである。

NEMの単位「XEM」は、総発行量が90億弱。これ以上XEMが発行されることはないので、XEMインフレにより価値を失うことは無い。

※ニーズの変動による型の下落はあるが、インフレは起こらないという意味。

NEMのProof-of-importance

そしてNEMの重要な要素である、PoIについて。細かいことは理解できなくても、概要だけでも把握して欲しい。

NEMはPoI (Proof-of-importance)という仕組みを使っています。これによって(ビットコインやイーサリアムと違って)、NEMは電力をあまり消費せず、そしてよりセキュリティ上堅牢なものになっています。

NEMの採用しているPOIは、持っているお金だけでなく、取引をした額や、取引をした人も考慮に入れて報酬を与えています。
つまりこれは、NEMネットワークを積極的に使う人が、利益を得られる仕組みになっています。この仕組みが優れているのは、富の再分配の点です。NEMのネットワークに貢献した人は誰でも基軸通貨であるXEMを手に入れることができます。誰でも平等に機会を与えているのです。主な目的は、「世間一般の人」に力を与えることなのです。

語弊があるかもしれないが敢えてわかりやすく言うと、利用者のXEM取引手数料が、NEMのネットワークに参加(協力)している人に分配されるということだ。NEMではこれをハーベスティング(収穫)と呼び、誰でも簡単に参加できる。

その報酬発生の頻度は各ユーザーのInportance(重要度)により決められるが、その重要度は所有XEM量だけでは決まらず、ネットワークをたくさん利用(取引)した人という点を考慮している。

これが「富の再分配」。
大量に保有している人がさらに儲かるという仕組みでは無いのだ。

ビットコインのマイニング(採掘)は膨大な機器と電気代が必要になってくるので素人では到底参加できないので、それと比較すると面白い。
私がNEMに興味を持った一番の理由が、このPoIの仕組みである。

NEMのハーベスティング(収穫)について

ハーベスティングは誰でも簡単にできる、と述べたが、その仕組みについて。

トランザクションをブロックにまとめてブロックチェーンに記録するとまとめたトランザクションが払った手数料がもらえる。
それができる人はおよそ1分に1回Importanceを元にランダムで決まる。

Importance(重要度)によりランダムで決まるので、ハーベスティングをONにしたらあとは放ったらかしで良い。
操作としては非常に簡単である。

前述したように膨大な機器や電気代は不要で、自宅で普段使っているパソコンでも全く問題ない。ハーベスティングを行うにはNEMのウォレット「NCC」をパソコンにインストールすることで簡単にスタートできる。
(手順については後日、記事にする予定)

NCCの画面はこんな感じ。

ちなみに私はMacBookだが、Windows同様にインストール可能なので興味のある方はぜひ。

NEMの技術を使った「Mijin」

NEMで導入されている技術に注目が集まっている例として、ここでは「mijin」について紹介する。

日本の取引所Zaifの運営会社「テックビューロ」が開発するプライベートブロックチェーン「mijin」はNEMの技術をもとにしており、2015年12月に野村総合研究所と住信SBIネット銀行がブロックチェーンの実証実験にあたりmijinを採用することが発表されるなど注目を高めています。
(中略)
実証実験用の「mijinクラウドチェーンβ」には日本を含む15か国から計167件の申し込みがあったそうで、日本の企業からは、NEC、NTT、OKwave、関西テレビ、新日鉄、ドリコム、ミクシィ、山形大学、ワイジェイFXなどが利用しているようです。
(中略)
このようにNEMは日本から世界にアプローチしている仮想通貨の代表といっても過言ではなさそうです。
NEMのプライベート版であるMijin、その開発を進めるテックビューロ社、そこが運営する取引所Zaif、要注目です。

mijinとは、NEMを取り扱っている取引所「Zaif」を運営しているテックビューロ社が開発を進めている、NEMの技術を使ったプライベート版ブロックチェーン。大手の企業が興味を示しているという面でも、この技術がいかに注目度が高いかを物語っている。

テックビューロ社への投資としてNEMを保有

1XEMが0.4円代の頃に購入し、現在0.8円となったNEM。これがずっと変わらないかもしれないし、10円、20円となっていく可能性もある。もちろん0.4円よりもさらに下がってしまうリスクもある。

ビットコインが10万円を超え、イーサリアムも1,400円を超えてしまったのを見ると、まだ1円にも満たない価格であるNEMというのは投資物件としても魅力的と言えるだろう。

実は、取引所のZaifがNEMの扱いを開始したのは2016年の夏である。

ブロックチェーン技術を提供するテックビューロ株式会社(本社: 大阪府大阪市、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)の代表取締役である朝山貴生は、本日よりオープンソースのブロックチェーンプロジェクトNEMのディレクターに就任しました。また、同社が運営するビットコイン取引所Zaifにて、NEMの暗号通貨であるXEM(ゼム)の取り扱いを開始しました。
Zaif公式サイトより

この記事を踏まえ、Mijinの技術発展とNEMの関係性を考えると、非上場であるテックビューロ社に直接投資できないかわりにNEMを持つのも「アリ」だと考えている。

フィンテック関連株を物色している人も、このようにちょっと見方を変えると仮想通貨NEMに興味が沸いてくるかもしれない。

そんなわけで、私もしばらくはNEMを保有しておくつもりだ。同じように興味を持った方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか?テックビューロ社運営の仮想通貨取引所「Zaif」で購入できる。

最後に。
何度も書くが、あくまで今後の価値を保証するものではないので、そのリスクについてはしっかりと理解した上で各自ご判断願いたい。