2017年10月に暴騰した、モナコイン(MONA)。
「仮想通貨に参入するのが遅かったかな〜」と思っていた人も、まだまだ夢があるなあと希望を持っただろう。
2017年の1月から10月中旬までのチャートがこちら。
今まで金額が上下してドラマを繰り広げられていたのが、ここ数日でこんなことになった。
この急な値動きの明確な理由はわからないが、bitFlyerに上場した直後なので、それによりユーザー数が増えたという見方もある。
しかしそんなモナコイン。
もしbitFlyerで売買している人が居たら、この記事を読んで見直して欲しい。
Zaifやbitbankの方が格段に安く買えるし、高く売る事もできる。
理由が知りたい人は、そのまま読み進めてください。
bitFlyer、Zaif、bitbankのモナコイン金額比較
同じタイミングで、3社のモナコイン金額を比較してみる。
まずはbitFlyer。
売値と買値で70円近くも差がある・・・
続いてZaif。
この時1MONA=445.6円で、66MONAの売り注文が出ている。
続いてbitbankも見てみよう。
1MONA=451円で、40MONAが売りに出ている。
bitFlyerのモナコインだけ異常に高い理由
上記3社で、同じタイミングでの購入単価を高い順に並べてみる。
519.1円 bitFlyer
451.0円 bitbank
445.6円 Zaif
特に、bitFlyerがダントツに高く、他の2社を引き離している。
これを見るだけでも、bitFlyerでモナコインを買う気にはならないでしょ?
なぜここまで差がでるか?
理由は簡単。
bitFlyerは「販売所」でモナコインを取り扱っており、Zaifとbitbankは「取引所」で板取引を提供しているからである。
この2つの違いについてはこの記事を参照。
仮想通貨取引所と販売所の違い、わかる? どっちが安く買えるの? 違いを解説
要するに、bitFlyerは自社でモナコインを仕入れて売っているから、小売店みたいなもの。だからスプレッド(売値と買値の差)を広げることで、利益を得ているのだ。・・・にしても高過ぎない!?
Zaifとbitbankどちらでモナコインを買う?
bitFlyerで買うのは割高なのはわかったけど、では取引所であるZaifとbitbank、どちらで買うべきか?
先ほど紹介した金額は、若干Zaifの方が安かったのでZaifの方がいいかな・・・?
そもそもの話だが、モナコインの取引高としては、ZaifとBittrexが2強と言われている。
こちらのページで24時間の取引高を参照するとわかりやすい。
ご覧の通り、bitbankは、取引規模としてはZaifの足下にも及ばないというのが現状。
ユーザーが多ければ当然、板が厚くなり流動性が高まる。それにより売買額の差も小さくなる。そういった意味でも、現時点ではモナコインを買うなら間違いなく、Zaifがいいがオススメ!
・・・しかし、
bitbankもモナコインを扱ってくれていることはユーザーにとってメリットは大きい。
bitbankは、Zaifで取扱いのないライトコイン(LTC)やリップル(XRP)の板取引も提供しており、もちろんBTC、ETHも扱っているので、さまざまなコインで売買を繰り返して資産を増やして行くには、取扱アルトコインの種類が多いのはありがたい。ライトコインやリップルの板取引が出来るのは、国内ではbitbankだけである。
もちろん、複数の取引所を使ってトレードする人が多いだろうから、Zaifとbitbankどちらもアカウントを持った状態で、その都度便利な方で売買をするのが望ましい。
間違いなく言えるのは、何度も書くけどbitFlyerでモナコインを買うのはもったいないよ、ということ!!