ビットコインキャッシュの動きが興味深い。
私が仮想通貨を一旦全て利確した後、再スタート時に10BCHを購入しており、今も保有している。
あくまで1年以上の長期保有前提なので、先日の高騰と直後の暴落も冷静に見ていた。
(売り抜けていれば100万円くらい利益になったのだが)
このビットコインキャッシュの値動きについて、このツイートが面白かった。
BTCとBCHのここ1週間の動きをつき合わせてみた。
パズルかよ。 pic.twitter.com/LslNI7Xto3— デルタ@俺は持ってる(XRP) (@XRP_DELTA) 2017年11月18日
私も以前から、BTC+BCHの合計額を意識して見ていたのだが、これを見ると見事に相反している・・・。
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ビットコインキャッシュ(BCH)値段の違い
BTCからハードフォークして生まれたということで、このビットコインキャッシュについては各取引所も即座に対応し、アルトコインの一つとして取引が可能である。
取引所と販売所という対応の違いもあり、当たり前だけど業者により結構値段の差が出ているので、ビットコインキャッシュに興味を持って手に入れようとする人の参考になればと思い、比較してみた。
ちなみにいずれも、日本円でBCHを得る場合を想定。
2017年11月18日の17:00ジャストで、BCH/JPYでの比較である。
一応説明しておくと、「取引所」というのは「売買する場所を提供」している。
なのでコインを売買するのはユーザー同士。
株式売買における証券会社のように、「板取引」を行う。売り板と買い板に並べて行くスタイル。
対して「販売所」は、コインを仕入れて売っている業者。
簡単にいうと小売店と同じであり、売値と買値の差額(スプレッド)により利益を得ている。初心者にはこちらの方がわかりやすい。
BCH「取引所」のZaif・Bitbank
ビットコインキャッシュを、「取引所」として運営しているのはこの2社。
いずれも、他のアルトコインについても販売所の形態を取っていない。
Zaif
私はBCHを10枚、Zaif(ザイフ)で仕入れた。販売所である程度取引の動きがあるから。
左側が売り板、右側が買い板。
購入価格比較なので左側の板を見ると、14万円を切ったところでいくつか並んでいるようだ。
この時点で139,050円。
だけど、ここに表示されている3つの売り注文を合わせても0.7BCH位しかないので、それ以上を買うにはそれよりも高い価格が必要となる。
ビットバンク
こちらも徐々にユーザーが増えているビットバンク(bitbank.cc)。
この時点で144,000円。
BCHを仕入れる時にも感じたが、BCHの板が薄いかな・・・。
Zaifと比べると動きがあまりない印象。
BCH「販売所」のGMOコイン・bitFlyer・Coincheck
BCHを「販売所」として扱っている国内業者3社を紹介する。
いずれもビットコイン(BTC)は取引所を運営しているので、正式には「ビットコイン取引所 兼 アルトコイン販売所」かな。
GMOコイン
ビットコインFXでシェアを広げるGMOコインは、スプレッドが固定なのでわかりやすく親切である。
BCHのスプレッドは1500円のようだ。
この時で140,936円。
※GMOコインのBCHは、通常スプレッドは3,000円のところをキャンペーン中で1,500円となっているようだ。
Coincheck
アルトコインの豊富さで人気のCoincheckも、BTC以外は販売所として稼働している。
ここは画面上ではスプレッドがわかりにくくなっているが、タイミングによってスプレッドは異なる。
この時で147,160円。
bitFlyer
ビットコインFXではかなりのシェアを誇るbitflyerも販売所として提供。
ご覧の通り、スプレッドは何と、2万円以上!!
この時で152,023円。
こうして見るとスプレッドの差がすごい・・・
販売所機能であれば、ユーザー数や相場の活況などは影響しないので、当然スプレッドが狭いに越したことはないだろう。
比較してわかる各社のスタイル
5社を比較したが、あくまでこの瞬間の比較であり、タイミングによって異なるのであくまで参考まで。
ただ、スプレッドの違いは目に見えてわかったので面白い。
とりあえず言えるのは・・・
bitFlyerのスプレッドの広さ!!
モナーコイン高騰の時もそのスプレッドの広さをいろんなところで言われていたけど、特に初心者が買う時には細かいこともわからず買ってしまうはずなのでご注意を。
以上、ビットコインキャッシュ(またはアルトコイン全般)を買うときの参考になれば幸いです。
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【今回紹介した取引所・販売所】
BCH取引所
・Zaif(ザイフ)
・ビットバンク(bitbank.cc)