【計算方法】仮想通貨の税金計算は、都度メモして平均取得単価を算出しておくとスムーズ!?

仮想通貨の利益における確定申告が厄介なのは、ホルダーの方はご存知の通りである。

そこでオススメしたいのは・・・
取引の履歴は、コマメに記録をしておこう!ということ。

トレードするたびに取得単価が異なり、また取引所間での送金も絡んでくるとややこしいので、各通貨の平均取得単価がキーになってくる。

1年分まとめて時系列を追っていくのはキリがないので、常にメモして更新していくことをオススメしたいと思う。

多分そのうち、計算に便利なツールなどが登場するのかもしれないが、とりあえず今できることとしては、忘れないうちに記録しておくことだ。

仮想通貨の利益に係る申告について

いろんなところで記事になっている通り、「仮想通貨同士のトレードでも利確とみなす」という方針。
円に換えなくても、例えばビットコインでイーサリアムを買った時点で利益(または損失)計上する必要がある。

各取引所でトレードの履歴はダウンロードできるけど、その利益計算などは全て自身で行う必要がある。トレードを頻繁に行っている人にとっては地獄のような作業!

私はこのブログにも書いたように、全ての仮想通貨を一旦、日本円に利益確定した。
なので計算方法としては、最終的な日本円の残高ー投資額というシンプルな形で落ち着いたのだが、その後、再出発ということで仮想通貨を購入しているので、今後の為にと思って随時控えていくことにした。

仮想通貨の利益計算 Excelに記録してみた

再出発後は、長期保有前提で日本円での買い増ししかしないという方針を立てていたのだが、早速購入したXRPを、数日後に気が変わって売ってしまった。

なので、このXRPの売買については今年(2017年)のトレードとして申告する必要がある。
そしてその後の仮想通貨購入についても、後からだと面倒なのですでに控えている。

とりあえずExcelで、こんな感じで記録してみた。

10月30日に3万XRPを購入し、11月2日に全額売却している。
ご覧のように、62,681円の損失

売買の枚数が一致しており、Coincheck内での出来事なのでシンプルな計算だが、これが年間の膨大な取引履歴の中に埋もれていたら時間がかかってしまう。忘れないうちにこのようにメモしておくのが効率的だと思う。

その下に、ビットコインを少しずつ買い増ししているのがわかる。
このようにしておけば、保有BTCの平均取得単価も表計算ですぐに出せるので、いつか売却するときも利益を計算しやすいかな。

コツとしては、取引所を問わず「通貨ごと」に管理するのがベストだと思う。
別の取引所に送金することもあるはずなので、「CoincheckのBTC平均取得単価」といった管理方法だとややこしくなる。あくまで自身の保有する「BTCの平均取得単価」「ETHの平均取得単価」といった形で記録しておけば、BTCの一部を切り崩してトレードをする際にも計算がしやすいだろう。

Excelの使い方は自分がわかりやすい形で

私はMacなのでAppleの表計算ソフト「Numbers」が入っているけど、確定申告のための計算などで以前から使いにくかったので、この機会に「Microsoft Excel for Mac 2016」を購入した。

1年分の膨大なトレード履歴をまとめて計算するとなるとかなり大変だけど、記憶に残っているうちにこのようにメモしていけば、手間はそこまででもなく、時系列の把握も簡単だ。これなら、「計算が面倒だからトレードを極力しない」と思っていたけど、そこまで自身で制限する必要もないかな、と考えている。

先ほど紹介したこのExcelの管理方法がベストかどうかはわからないけど、自分なりに把握しやすい管理方法を考えれば良いだろう。

以上、計算で困っている人の参考になれば。