今週読んで面白かった本を紹介。
仮想通貨・リップルに関する書籍なのだが、Kindle版を購入して一気に読んでしまった。
これは初心者の人にもわかりやすいし、また私のように「知ってるつもり」な人も、さらに深いところまで理解できるのでオススメだと思う!
著者は、「トシ君」さん。そしてGiantGoxさん監修だって。
Kindle版は、iOS版アプリでは購入できない
私が買った時はKindle版で300円ちょっとだったけど、今見ると700円ちょっと。
けど、この内容でこの金額なら安いわ。
十分に元が取れると思う。
ちなみに、私はiPhoneを使っている。
Kindleのアプリで読むわけだが、久々にアプリを開いた。
iOSの場合、KindleアプリでもAmazonアプリでもKindle版の購入ができない。
SafariからAmazonへアクセスし、ログインして購入処理を行う必要がある。
その後Kindleアプリを開けば閲覧できるという流れ。
Appleとの兼ね合い(課金の関係)らしいけど、ちょっと手間がかかるかな。
iPhoneを使っている人はご注意を。
既存の国際送金の問題点
詳細については、書籍を読んでいただきたい。
リップルについては、国際送金(主に銀行の)を早く、格安にすることができるソリューションを構築しようとしているリップル社、そしてそこで使われるXRP、という認識だった(ざっくり言うと)。
この書籍を読んで、まず問題となっている既存の国際送金のスキームについてよくわかった、というかビックリした。
これって40年も変わらない仕組みなんだって。
私もアフィリエイト報酬の受取で米ドルの受取が発生しているのだが、受取情報に入力するSWIFTコードというのがこれ。
直近で外貨送金(米ドル)の受取履歴が2件あるのだが、、それぞれに手数料を25ドルずつ支払っているのがわかるだろう。
このように、まずコストが高い。
なぜこんなに高いかも、この書籍を読むとよくわかった。
そして日数がかかる理由、それに伴うリスク。
インターネットが普及して世界中がオンラインで結ばれ、メッセージや画像、動画など瞬時に送信できるこのご時世に、国際送金が発達していないということに驚くと同時に、リップルの技術が使われれば確かに革命的だと考えられる。
そして日本のネット金融の大手・SBIグループがリップル社と共に普及を進めようとしている流れ。
これは面白いし、期待できる。
リップルの普及とXRP。長期視点。
リップル社の技術導入に向けて着々と進んでいるようだが、もちろん国際送金に革命を起こせない可能性もある。
また、独占企業ではないので競合が強くなるかもしれない。
さらに言うと、リップル社の技術が普及した場合にXRPがどこまで上がるのかも、わからない。
けどこの本を読むと、今後のリップル社の展開に期待してしまうなあ。
XRPが基軸通貨になるであろう、SBI運営の取引所(SBIバーチャルカレンシー)は夏以降に延びてしまったけど、こういった動きも含め、数年という中長期的な視野でXRPを保有しておこうと思う。
※もちろんどうなるかわからないので、自己責任で!
価格変動の激しさもあり、仮想通貨なんかギャンブルみたいなもの、という言われ方もする。
しかし、ギャンブルのために生まれたものではない。
結果として現在そういう視点が増えているというだけで、こうした背景を勉強することにより、全く違った見え方になってくるはずだ。
そんなわけでこちらの書籍、オススメ。