サラリーマンは副業で収入の分散化と資産運用でリスクヘッジをすべき

このブログは、アフィリエイトや資産運用に絞って記事を書いている。なので基本的には、そういったものに興味がある、または実際にやっている人が読んでいるはずだ。

私がなぜ、こうしたさまざまな取り組みをはじめたのか?理由はいろいろあるが集約するとこれに尽きる。

「リスクヘッジのための分散化」

そして、実際に資産運用をしていると、改めてこの概念は重要だと考えるようになった。今回は収入や投資に関するリスクヘッジについて書いてみる。

分散化する必要性

ホリエモンがTwitterか何かで言っていた「1社の取引が全体の5分の1を超えてはいけない」という考え(言い回しは違ったかもしれませんが)。

特定の取引先に依存してしまうことで上下階級ができてしまうということで、これについては私も非常に同感である。依存することでそこの言うことが絶対となり、またバッサリ切られた時のリスクも大きい。

これを、自分を個人商店として考えてみる。
普通のサラリーマンであれば、取引先は勤めている会社であると言える。そう考えると依存度は100%だ。冷静に考えるとかなりリスクが高い。

もちろんこの会社との取引が停止する(クビになる、等)リスクは低いかもしれないが、まさに「依存すると相手の言いなり」のいい例だろう。

副業により収入の「分散化」

サラリーマンが副業を行うというのは、昔に比べると市民権を得てきたのかもしれないが、まだ一般的ではないのかもしれない。古い考えの人だと未だに否定的だろう。しかし、前述したような背景を踏まえると副業をするのはごく当然の考えだと思う。

そしてここ最近のインターネットの台頭と、スマホの普及。
副業といっても夜中にコンビニでバイトをするのではなく、仕事の合間にスマホでできるくらい、敷居が下がっているのだ。

サラリーマンにとって勤めている会社というのは、昔のような「骨をうずめる覚悟」「家族のような」ものではなく、現代においては「大口の取引先」と考えた方がいいだろう。一生面倒を見てくれるわけではないのだから当たり前だ。そして収益の分散化のために、他の取引先を開拓していく。

そう考えれば、特別なことではないというのが理解できるはずだ。

ネット収入における「分散化」

さて、アフィリエイトで副収入を得る場合、ここでもさまざまな「リスクヘッジ」の場面がある。

・内容でブログを分ける
・Googleからの検索流入に依存しすぎない
・1つのサーバーに全て詰め込まない
・いろんなASPを使う
など・・・。

ネットビジネスという副収入の中でも、こうしたさまざまなリスクヘッジを意識しておく必要がある。現に、1つのブログをGoogleからの検索流入メインで運営しており、ある日GoogleにBANされてアクセスが無くなり、収入が途絶えたという人も居る。

さまざまな分散化により「どこにも依存しない」形をつくり、波はあってもゼロにならないようにすべきである。

資産運用の「分散化」

何も考えない場合、銀行の普通預金に日本円を預けるはずだ。しかし、ゼロ金利と呼ばれている現在、「お金に働いてもらう」には程遠い。

・外貨
・株式
・投資信託
・不動産
・純金、プラチナ
・仮想通貨

パッと思い浮かぶだけでも、資産運用の手段はこんなにもある。もちろんこの中でも種類により枝分かれする。

それぞれの資産運用の中でも、例えば株式投資の場合も1つの銘柄に絞るのではなくいくつかの銘柄に分散投資するだろう。これもリスクヘッジである。

もちろん、すべての資産を投資に回してはいけない。日本円を持ちつつ、何かあってもいいように資産運用も分散化させてリスクヘッジを行うのだ。

常にリスクヘッジを考える

収入や資産運用についてざっと書いてきたが、どんな場面においてもこうした場面はあるはずだ。

このように考えると、サラリーマンとして働くのに加えて別の収入源を持ち、そこで得た資金を分散投資して少しずつ増やしていくというだけでもかなりのリスクヘッジになるということがわかるはずだ。

もちろん、それぞれの環境や状況があるので一概には言えない。例えば家族という観点で見れば「夫婦共働き」も収入の分散という意味ではリスクヘッジとなり得る。

おかれている立場に応じて、無理のない程度にはじめていけば良いと思う。