「結局、ZAIFトークンって何に使えるんだっけ?」使い道や機能は関係なく、金額は高騰する。

ZAIFトークンの急激な高騰は、仮想通貨界隈を驚かせてくれた。
上記がお盆明けから8月27日までのJPYチャートである。

0.1円程度だったものが急上昇して、2円を越えた。
なので、0.1円の時に購入して2円で売却した人は20倍!ダブルテンバガーということになる。0.1円という単元あたりの安さもあり、保有している人は結構多めに持っている人もいたんじゃないだろうか?

感想は一言。
うらやましい!!!

ZAIFトークンにちょっと乗っかった

この流れにとりあえず1日だけ便乗させてもらった私の結果については、昨日のこの記事を参照。
「イケハヤフラグ」に便乗してZAIFトークンに手を出したらまさかの展開に…

一晩寝かせておけば…」と後から思ってしまうが、そんなことは仮想通貨界隈においては日常茶飯事のこと。まあ、短期でヤラれて損しなかったということで良しとする。

記事にも書いたように、最近仮想通貨ブロガー宣言を行ったイケダハヤト氏のツイートを見て、値上がりしている様子を確認したので敢えて乗っかったというだけなのだが、BTCとZAIFトークンの1往復で約12万5000円分の利益が出た事になる。といっても日本円ではなくBTCでの取引なので、BTC枚数が30%程度増えた。

イケハヤ氏には感謝している!!

…で、ZAIFトークンって何?

ところで、このZAIFトークンというのは一体何だろう?
Googleでさっき入力してみると、予測変換でこんな感じに。

やはりマイナーなトークンということで、「使い道」というのが2番目に表示されている。実は私も一番気になっていたのはこれ。

仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)を運営するテックビューロ社によるトークンであることはわかっているが、一体ZAIFトークンって何に使えるの?

というわけで、Twitterで気になるものをいくつか拾ってみた。
真偽はわからないので念のため。

いろんな意見があるけど、イケハヤ氏のブログはかなりの影響力があるので、それを見てZAIFトークンに手を出した初心者の方も多いんじゃないかな〜。

・・・というよりイケハヤ氏が新参者を呼び込んで、それで買いが集まって上昇したという見方も出来る。

使い道の有無は関係なく、上がる

テックビューロ社が発表した、ICO支援ソリューション(という紹介でOK?)の「COMSA」。
これと関連づけているような記事やツイートも見受けられたが、COMSAに参加するにはBTC、ETH、XEMが必要である。ZAIFトークンがCOMSAで使えるわけではない。

テックビューロ株とZAIFトークンを交換してくれるわけでもないし、何かの買い物に使えるわけでもない。またテックビューロ社から今後のZAIFトークンの展望が発表されているわけでもない。

では、なぜZAIFトークンの金額が上がっているのか??

それは、「欲しがる人がいるから」。

今までは0.1円で買いたい人と売りたい人が居たからその金額だった。
それが、2円でも欲しいという人が出てきたから保有者は2円で売った。ただそれだけ。

その理屈で言うと、ZAIFトークンに限らずどんな仮想通貨も同じことである。だから「使い道がないのに何で上がるのだろう?」という疑問はそもそも間違い。

もちろん「今後何かに使えるようになるかも」という期待値が相場を作っている、と考えることはできるので、それはそれで面白い現象だと思う。

ZAIFでしか売買できないトークン

そして気になっているのは、これがZAIF取引所のみで売買されているトークンであるという点。

ここ最近新規登録者が増えているZAIF取引所で、イケハヤ氏などの煽りもあり買いが殺到し値上がりしている。しかしこの異常なまでの上げに「仕手」と呼ばれる集団が絡んでいる可能性は高いだろう。上がりかけたトークンにイナゴの集団が集まって美味しい汁を吸い尽しているだけなのかもしれない。

株式投資におけるIPO直後の銘柄のように、仕手筋に価格をつり上げられて初心者はジャンピングキャッチさせられて一気に価格が崩れ落ちる可能性も大。

そうなると、見事なイナゴタワーが形成される。
こういうの。
 ↓↓↓

 ここから抜粋

こうなってくるとババ抜きと一緒で、うまく逃げられた者が勝つ。
最後にババを掴まされて痛い目に会うということ。ZAIF取引所ユーザーのなかで、適度に得した人や損した人、大儲けした人も大損した人もいるということになる。

というわけで、私はZAIFトークン祭りへの参加はとりあえずストップした。投機対象としては非常に魅力的なのだが・・・そこまでのリスクは取れないので。

欲しがる人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がる。
通貨自体の用途や機能は別として、こうしたチャートの動きを機敏に察知し、いいところで乗っかって逃げるというのを繰り返すことができれば、ガツンと儲ける事が出来るだろう。

そのためにも、情報収集は怠らないようにしなければ!
ちなみに私は、あわよくばこうやって波に乗りたいけど、あまり自信がないので短期売買はほどほどにしたい。

【追記】
2017.8.27の夜にTwitter上でZAIF公式からツイートされたのがこちら。

そして暴落…。
逃げておいてよかった!
その後の大混乱はご存知の通り…