情報収集でNewspicksは以前からチェックしているのだが、このブログのテーマにピッタリな記事があったので紹介する。
私も20代の頃は、投資自体に全く興味が無く、ひたすら副収入のことばかり考えていた。
そんな私が投資に興味を持ったのは、その副収入を運用することでさらに「お金に働いてもらう」というやり方を理解した時だった。
日本は「お金」に関して学ぶ機会がない、と言われる。
そう考えると、投資をスタートするキッカケって人それぞれで、そういう機会に巡り会えない人もいるということ。もったいないなー。
投資に縁のない人の誤解
「投資」という言葉に、ギャンブルや詐欺のようなネガティブな印象だったり、またはものすごい富豪・資産家のイメージを持つ人もいるだろう。特に投資というものにに触れたことのない人はそうなのかもしれない。
今月のテーマは「投資の誤解」です。最後に解きほぐしておきたい大きな誤解は、「会社員なのだから投資はしてはいけない」という暗黙のルールです。
誰もがなんとなくそう思っていることが、投資をスタートする最後のハードルになっているのかもしれません。
ちなみに、ここで言う「会社員なのだから投資はしてはいけない」というのは、勤め先の就業規則の問題ではない(副業禁止という会社は未だにあるようだが、投資禁止というのは聞いたことがない)。
無意識のうちにある「会社からの給料だけで生活していくべき」「投資はすべきではない」といった考えのことだ。
汗水流して手にしたお金は大切に使うべき、という刷り込みがあり、投資に回すというのはあまりほめられた使い方ではない、という考え方の人も多い。
銀行に投資している
投資の中でも一番わかりやすい「株式投資」であれば、そこから得られる利益についてはこの2つが考えられる。
・株価自体の値上がり
・配当金
1株1,000円で買った株が1,200円に上がった時に売却すれば、1株当たり200円の利益を得ることができる。これは簡単な話。
それに加えて毎年の「配当金」というものがある。
株式投資をすると、株価の上下動だけではない運用益があります。それは配当です。企業が利益の一部を株主に還元するしくみですが、実はこれ、年1.6%(東証1部上場企業の平均配当利回り、9月20日時点)にも相当します。
配当金がなくても「株主優待」がある銘柄も多数。
これらを得ながら株価自体の値上がりを期待する、というものだ。
重要なのは「ちょっとしたリスクを取ることができるか?」である。
対して銀行預金は、考え方によっては「一番堅実な資産運用」とも言える。
何しろ金利が0.001%あたり。
銀行に預けた100万円は何年経っても100万円のまま(0.001%なんて誤差の範囲)という堅実さ。リスクがゼロに近いぶん、リターンもゼロに近いという代表格だ。
その資産を銀行に回すか、株式投資に回すか?
どのようにお金に働いてもらうかにより、長期で見たときのリターンは大きく変わってくる。
※さらに大きなリスクを取るには、専業トレーダーになる、ビットコインなどに投資する、大きなレバレッジをかけて取引する、などいろいろある。これらは当然その分、リターンは大きい。
サラリーマンは都合がいい!?
会社員が投資家になることは、賃金上昇率よりも高い利回りが期待できる株式を自身の資産形成に生かせる、ということでもあります。そして、働きながら投資することは、投資をノルマにしなくていいということです。よく専業投資家であるデイトレーダーに憧れる人がいますが、「投資が仕事」の場合は、生活費を投資から必ず稼がなければなりません。マーケットは良いときも悪いときもありますから厳しい仕事といえます。
「会社員兼投資家」なら、生活費は仕事の収入から賄い、資産形成のみ投資の力を借りるというスタイルで投資と付き合うことができます。相場の短期的な値下がりがあっても、回復をのんびり待つこともできます。
ここに一番共感した。
あくまでサラリーマンなんだから、基本的にそれで生活はできる。
その上で、貯蓄に回す資金の一部を資産運用に回す(=少しのリスクを取る)ことで、利回りが期待でき資産形成をすることができるということ。
これってすごく都合がいい、比較的安定的な資産運用の形式だろう。
専業トレーダーというのは「投資で生活する」ということだから、かなり大きなリスクを取っている分、リターンも大きい。
しかしほとんどの人はそこまでできない。
だからこそ株式をはじめとした長期運用により、少しのリスクで資産形成をしていくのを検討すべき、ということ。
そう考えると、もうちょっとサラリーマン投資家が増えてもよさそうなものだけど・・・。
もしこの記事をきっかけに、投資というものに興味を持つサラリーマンが一人でも居たら嬉しい!