宝くじを買う人は副収入のセンスが無い。よく当たる売場で行列に並んでしまう人はさらに!

いよいよ12月!
年末と言えば・・・年末ジャンボ宝くじ!という人も多いだろう。

ちなみに私は、宝くじは買ったことがない。
理由は後述。

今回の記事の結論を書くと、
このブログを読んでいる人は宝くじは買ってないよね?」という内容。

宝くじは低所得者から税金を取る手段!?

先日ツイッターでこんなツイートを見かけた。

この辺りについては、以前この記事に書いたのでご参考まで。

稼ぎたかったら宝くじは買うな!株式投資は否定するのに宝くじは買ってしまう人へ

基本的に税金は、高所得者ほど多く払っている。
税率自体も累進課税なので、収入に対する税金の比率が高い。

そういうことを踏まえると、田端氏の書いているように「低所得者への税金」みたいなものと考えると理解できる。

確かに、高所得者で宝くじを買う人ってあまり聞いたことがないなあ。

宝くじを現実的に考えてみると

1枚300円の宝くじ。
3万円あれば100枚購入できる。

下2桁を00〜99までの連番で購入すれば…

下1桁の当選(300円) → 10枚当選
下2桁の当選(3000円)→ 1枚当選
  ・・・6000円は確実に当選する計算となる

下3桁の当選で1万円が当たるが、上記の購入方法(3万円分)で確率は10%。
これが当たったとしても合計で16,000円。

10人が3万円分買って、1人は16000円があたり、9人は6000円が当たる。

さらに上の当選だと・・・現実的ではない。

まあ、そもそも宝くじを購入する人は、この上の現実的ではないところを夢見て買うのだろう。
逆に言うと、3枚だけ買って100万円を当てる人もいるし。

ゲーム性はあるけど、なぜそんなに売れるのかが理解できないなー。

年末ジャンボじゃなく仮想通貨を買っていたら

最後に。
昨年末、上記のように3万円を使って、年末ジャンボ宝くじじゃなくて仮想通貨を購入していた場合。
いくつかピックアップしてみたら面白い。

ビットコイン(BTC) ・・・36万円(約12倍)
イーサリアム(ETH) ・・・150万円(約50倍)
NEM(XEM) ・・・150万円(約50倍)
リップル(XRP) ・・・120万円(約40倍)
DASH ・・・270万円(約90倍)
MONA ・・・600万円(約200倍)

 ※2016年12月末の金額で3万円分を購入し、2017年12月頭の日本円評価額で比較。

ビットコインが今年だけで10倍というのがニュースにもなっていたが、主要アルトコインを見るとそれどころではない。ちなみに私はETH,XEM,XRPの恩恵に預かった。

DASHがすごいなあと思っていたのだが、モナコインは2016年末時点では3円だったのか・・・。

限りなく当選確率が低い宝くじとは異なり、これらは誰でも買うことができ、保有さえしていればこの金額になったということ。
なので問題は、2016年末時点でこの仮想通貨の可能性に気付けたかどうか、である。

まあこれも、後から言える結果論だと言われればそれまでだ。
そして、今年(2017年末)に同じように3万円分買ったとして、1年後(2018年末)にこれだけの上昇率があるかはわからない。

個人的には、2017年ほどじゃないけど2018年も乱高下しつつ金額は全体的に底上げして行くのでは・・・と思うけど。

「よく当たる宝くじ売り場」とは?

あ、宝くじ関連で気になることがもう一つあった。
「よく当たる売り場」みたいな考え方。あればどうにかならないのか!?

よく「ここの売り場は当たりやすい」「当選がよく出るので縁起がいい」とかで行列ができている光景を見かける。テレビニュースなんかでも放送している。

冷静に考えれば…

  当たりやすい、と噂になる
 →お客さんが増えて、多くの枚数が売れる
 →確率的に、当選枚数が増える
 →「当選がよく出る」と評判になる
 →行列ができる

この繰り返しじゃないの?
一つの売り場で販売枚数制限があるわけではないし、番号を選んで買うわけじゃないから、上記以外に理由はありえない。

「縁起がいいから」程度の気持ちで買うのは別として、「ここで買ったらよく当たる!」と信じて寒い中並んでいる人はどうなのか…。