またTwitterで流れて来た話題。
タイムラインを眺めていると、共感できるもの、また勉強になるものが時々流れてくる。
何か新しい分野を学びたかったら、自分の金を少し入れてポジションを取るんやぞ。自分の金が入ってると、学習効果が10倍になる。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2017年10月13日
これ、ホントそう。
私は常々そう思っている。特に「ポジションをとっていない時」にそれを感じるなあ。
保有している投資先のことしか気にならない
以前は小規模ながら、株式投資をしていた。
そして今は仮想通貨に投資が中心、というかそれだけ。
さっきのツイートの件、一番最近感じたのがモナコイン暴騰の時だ。以前は10種類以上のいろんな仮想通貨を保有していたが、今は保有通過をBTC、ETH、XEM、XRPの4種類に絞っている。
たくさん種類があっても情報や価格推移を追いきれないから減らしたのだが、するとビックリするくらい、手放した通貨の情報が入ってこない。
いや、入ってこないというよりも「興味が薄れる」のかな。手放したことで情報を求める気持ちがなくなるのだろう。モナコインも春頃は保有していたが今は持ってないので、Twitterで暴騰の情報が流れてきてからそれを知ったくらいだ。
もっと言うと、仮想通貨にハマってからは株式投資も辞めてしまったので、気にしていた株式銘柄も日経平均も為替も興味が薄れてきた(いい悪いは別として、興味の対象として)。
興味のあるものにはお金を突っ込んでみよう
だから、お金を入れることで学習効果が10倍になるというのいうのはものすごく理解できる。
ポイントは「少しでいい」という点。
例えばビットコインに投資したいなと思って、いろいろ勉強して投資するかどうか決めようかな、という時に、勉強代だと思って5000円とか1万円でいいからお金を入れてみる。そうするだけであら不思議。情報を追うようになるのだ。
私は最初、雑誌を読んでいてビットコインというものに興味を持ち、その当時1BTC=61,000円程度だったので試しに1BTCだけ買ってみた。その時点ではざっくりした知識はなく、「金額が上がればいいなあ」レベル。
しかし保有しているとやはり推移も気になるし、ビットコインとは何かを調べていき他の通貨も知り、ある程度理解した段階(2ヶ月後頃)に買い増しを行った。
もちろん、概要程度は調べた上で最初にお金を払った訳だが、これが「ポジションを持つ」ということだ。
当たり前だけど、他人の500万円の値動きよりも自分の5千円の値動きの方が興味があるし、保有していないモナコインよりも保有しているイーサリアムの方が気になる。あなたにとっては重要かどうかは「保有しているか否か」で決まるだろう。
そこで5千円というポジションを持つ事で、自然に興味を持ち情報収集をはじめる。そうなると「勉強」ではなく、あなたの楽しみに変わるはずだ。
あくまで自己責任の元で、無理のない金額でポジションをとってみることをお勧めする。