2017/07/03

ハーベストと貸仮想通貨。NEM(XEM)を長期保有するにはどちらがメリットがあるか比較

人それぞれリスクの取り方もあるのであんまり比較しても仕方ないのかもしれないけど、1つの見方ということでご参考まで。

仮想通貨を嗜む人でもいろんなタイプがあるけど、私は「長期保有」タイプ。なので、目先の金額の上下にはこだわらないようにしている(けど結構気になる…)。

そんな中、長期ホルダーにとって興味深いサービスが最近スタートした「Coincheck」の貸仮想通貨サービスである。
私は早速リップル(XRP)を貸し出ししてみたのだが、その詳細はこの記事を参照。

【貸仮想通貨サービス】Coincheckの新サービスに早速申込み。リップルに働いてもらう

そして、もう1つ待望のリリースが。

CoincheckでXEMを購入した方が、やっと外に持ち出すことができるようになったのだ。これで、NEMのウォレットでハーベスティングができる!ということで喜んだ人も多いたろう。

貸仮想通貨サービスとXEM出金解禁が立て続けに開始したということもあり、CoincheckでXEMを保有していた人にとっては、またまた悩ましい選択であるとも言える。

ハーベストと貸仮想通貨サービス

XEMを長期保有している人は、NEMウォレットに入れてハーベスティングしている人が多いはずだ。

NEMのハーベスティングというのは、ビットコインのマイニングなどのように難しくもなく、ある程度のXEMを保有していたら簡単に開始できる。そしてiOS版ウォレットが登場したこともあり、より身近なものとなっている。

待望のiOS版NEMウォレットアプリ 設定と操作方法紹介(画像付き)

対して、貸仮想通貨サービス。
こちらも長期ホルダー向けのサービスとなっており、仕組みとしては銀行の定期預金のようなものだが、やはり一番の懸念点はそのリスク。

銀行とは異なり、万が一破綻した場合は返ってこない。

ただそのリスクを理解した上で利用すれば、保有して貸しておくだけでXEMが増えるということで、メリットも大きい。

どっちが得か?というのは一概には言えないが、「長期保有するXEMをどう運用しようかなー」という人の参考になればということで、簡単に比較してみたいと思う。

ちなみに、私が今30万XEMをウォレットに入れてハーベスティングしているので、「30万XEM」を運用するという前提で比較する。

NEMウォレットでのハーベスティング

まずはハーベスティング。
ウォレットに入れて「委任ハーベスティング」を行うことで、パソコンの電源を入れておく必要もなく、ハーベストしてくれる。

直近2週間の私のハーベスト実績を、前回の記事 で紹介した「XEMbook」で確認してみると…。

6月7日から21日までの14日間で、ハーベストできたのが157XEM。現時点で1XEMは22円程度なので、日本円にして3,400円程度。

ただ、実際にハーベスティングしている人はわかると思うが、この成績はかなり運が良い方だ。私もビックリした。
実際、2週間ハーベストがゼロということもザラにある。

なので、「運が良ければこれくらいハーベストできることもある」というご参考まで。数値は安定しないということは理解する必要がある。

CoincheckでXEMを貸す

続いてCoincheckの貸仮想通貨サービス。

このサービスの、年利は下記の通り。

14日間:年率1%
30日間:年率2%
90日間:年率3%
365日間:年率5%

これは全ての通貨共通の年率なのだが、かなり美味しい利率である。

こちらでXEMを貸す場合でシミュレーションしてみる。まずは30万XEMを、14日間貸す場合はどうか?

2週間貸すと115XEMが貰える。
先ほどのハーベスティングの例よりは少ないが、ハーベスティングは運によってもかなり左右されるのに対してこちらは(破綻さえしなければ)確実に貰える、と考えると美味しい。

ちなみに、30日の場合はどうか?

何と493XEM。
今のレートだと1万円程度となる。

もしあなたが30万XEMを持っていれば、1ヶ月貸し出すだけで1万円分貰える!!

ちなみに貸出の最大期間である1年間だと、なんと33万円分になる。すごい…。
これはかなり魅力的だ…。

ただしこの貸仮想通貨のサービスは、前述したように破綻時のリスクについてはしっかり考えなければならない。そして、1年後にXEMの価格が今のままというのは考えにくいので、一概に日本円で比較するべきではないかもしれない。

日本円換算で上がって入ればラッキーだが、XEM価格自体が下落する可能性も十分にあるからだ。

ハーベスティングと貸仮想通貨 どっちがオススメ?

CoincheckでXEMを保有している人は、少し前まではXEMの出金ができなかったので、「どうせCoincheckで保有しておくなら貸し出した方がメリットあるよなぁ」と考えればよかったのだが、今回XEM出金に対応したことでCoincheckからウォレットに移すことができるようになった。

この状況で、ハーベストするのと貸し出すのとどちらがお得か?

リスクを無視して考えれば、貸仮想通貨の方がメリットは大きい。安定してXEMを増やすことができ、貸出期間が長ければ長いほどかなり得になる。

ただどうしてもリスクからは逃れられないので、ウォレットに入れることで安心して保管しつつ、委任ハーベストにより少しずつXEMを増やしていくのがより安心だろう。

というわけで私は、今までと変わらずウォレットでハーベストしていきたいと思う。

XEMホルダーの方で、ある程度のリスクを取りながらでもXEMを増やしていきたいという方にとっては、貸仮想通貨サービスはかなり魅力的なものとなる。リスクとリターンを踏まえてご検討いただきたいと思う。