2017年7月も間もなく終わりを迎えようとしているので、ふと思ってNEM(XEM)の委任ハーベストをチェックしてみたのだが、先月は調子がよかったのに今月はまったくダメ。
これからはじめてみようとしている人向けに、ハーベスティング報酬はものすごくムラがありますよ、という現実について、この記事で紹介したいと思う。
委任ハーベストと貸仮想通貨サービス
以前、こんな記事を書いた。
NEM(XEM)の資産運用についてである。
ハーベストと貸仮想通貨。NEM(XEM)を長期保有するにはどちらがメリットがあるか比較
この記事で、1ヶ月比較した上でこのように書いた。
ハーベストするのと貸し出すのとどちらがお得か?
リスクを無視して考えれば、貸仮想通貨の方がメリットは大きい。安定してXEMを増やすことができ、貸出期間が長ければ長いほどかなり得になる。
ただどうしてもリスクからは逃れられないので、ウォレットに入れることで安心して保管しつつ、委任ハーベストにより少しずつXEMを増やしていくのがより安心だろう。というわけで私は、今までと変わらずウォレットでハーベストしていきたいと思う。
まずは簡単に説明。
XEMの特徴の一つとして「ハーベスティング」がある。
ビットコインでいうところのマイニングのようなものだが、XEMには「委任ハーベスト」というものがあり、ハーベスティングをおこなっている人に相乗りしてXEMを報酬として得られるというもの。
(わかりやすいように噛み砕いて書いているのでご了承を)
そしてもう一つ。
Coincheck(コインチェック)の「貸仮想通貨サービス」がはじまったが、そうなるとXEMを長期保有するのに、委任ハーベストと貸仮想通貨サービスのどちらが得か?というのが気になるもの。
それを比較したのが、上記の記事。
これが、今までの復習。
2017年7月の委任ハーベスト比較
7月のハーベスティング結果をチェックしてみた。
先日紹介したXEMBOOKで、6月から7月の結果を見てみると・・・
あれっ?
6月はたくさんあるのに、7月は1回しかない・・・。
7月6日を最後に実績がない。
「もしかしてハーベスティングが何らかの理由でストップしてしまっているのかな?」とイヤな予感がしたので、ウォレットにログインしてチェックしてみたのだが・・・
「Active」になっており、問題ないようだ。
6月実績 344XEM
7月実績 6XEM
ということでご覧の通り6月は、1撃156XEM獲得というラッキーパンチがあったにせよ、月のハーベスト数がこれだけ違うというのは驚きである。ハーベストができるかどうかは基本的にはランダムなのでどうしようもない。
私は今、約30万XEMを保有しており、もしこれを貸仮想通貨サービスで1ヶ月間貸出すると、1ヶ月で得られるのは「493XEM」。もちろん取引所リスクは発生するので、先月であれば「トータルで考えるとハーベスティングの方がメリットがある」と考えられたが、今月のようなことが続くと迷うなあ・・・。
どうせXEMはしばらく売らないし。
XEMの保管方法は・・・
ここまで、あくまで「私の状況」として書いた。
どうやって保管するかについては、人によって状況も異なるので一概には言えない。ただ、同じ期間で確実にたくさんのXEMをゲットしないのであれば、貸仮想通貨サービスがオススメだ。
ただし何度もこのブログでも書いているように、取引所リスクというものは重々理解すべきである。特に「貸仮想通貨サービス」におけるリスクは、通常の取引所ウォレットに保管している時とも異なるので要注意。
【参考記事】
Coincheckウォレットと貸仮想通貨サービス期間中の「取引所リスク」の違いについて
なので、万が一のことが起きた場合も自己責任。
Coincheckに文句を言うのはお門違い。という前提で、理解した上で利用すれば非常に素晴らしいサービスである。
私もXEMを貸出しようかな・・・